米ヤフーは2007年5月8日(現地時間)、米国とカナダでオークションサービスを停止することを同社のウェブサイトで明らかにした。最後に入札ができる日は7月16日で、10月30日以降は、サイト自体も閉鎖される。その一方で、香港、シンガポール、台湾でのサービスは継続されるといい、日本では「ほとんど全く別の会社なので、影響の受けようがない」と話している。 掲載された文面では、 「慎重に検討した結果、他のヤフーの資産を通じて、よりよいサービスを大切なお客様に提供するべく、米国及びカナダのオークションサイトを閉鎖することを決定しました」 と、閉鎖の経緯を説明しているが、米国のオークション市場では、ヤフーがイーベイ(eBay)に圧倒されているためにサービス撤退を決断した、という声も上がっている。 調査会社「コムスコア(comScore)」の調査によると、米国でのウェブ上でオークション活動のシェアの94%