初期状態のXPはOSの根幹部分の設定が旧世代のパソコン向けになっている。現代の高速なパソコンの能力を生かし切れていないのだ。ツールを使って設定を変更してやろう。XPカスタマイズツールはXPがリリースされてから8年の間に数多く公開されているが、最近注目なのが「OptionOperator」だ。 システムがファイルを管理するためのデータベース「MFT」のサイズ設定など、ほかのツールにない細かな部分まで設定できる。画面が日本語なので分かりやすいし、ヘルプが充実しているので使い方で困ることがない。またうまく使いこなせば高速化だけではなくセキュリティの向上にも役に立つぞ。 なお万が一のトラブルに備えてOptionOperatorは起動時にシステムの復元ポイントを作成することが可能だ。必ず利用しておこう。 ■ 一味違うシステムの設定変更ツール Option Operatorをインストールして起動すると