警察庁は16日、繁華街での異状を自動検知したり住居などの私的な空間は映らないように設定できたりする高機能防犯カメラを、川崎市のJR川崎駅東口に20台設置することを決めた。11月にも撮影・録画を始める。2年間試験運用して有識者や自治体、住民代表らに問題点などを検討してもらい、実用化を探る。 繁華街での犯罪抑止に加え、犯罪発生を速やかに把握して警察官を現場に急行させることに役立てる。事業費は開発費など1億300万円。 設置するのはJR川崎駅東口の1平方キロの範囲。この地区では07年、暴行や自転車盗などの刑法犯が2113件発生。神奈川県全体の平均の約26倍と高かった。 新型カメラは、人や物体が急に動いたり、集まったりすると自動的に検知。また、監視カメラに対する市民の抵抗感に配慮し、住宅の出入り口や窓などが映る場合、画面上ではその部分だけモザイクをかけられる。
NECと青山学院は2月1日、青山学院青山キャンパス内の幼稚園において、無線ICタグと監視カメラの映像監視技術を組み合わせた不審者監視システムを開発し、実証実験を始めたと発表した。ICタグを貼り付けたカードを保護者や教職員に首から下げてもらうことで、ICタグを持たない第三者が校門の周りなどをうろついていたときにだけアラームを出す仕組みである。 監視カメラは、不審者が一定時間以上校門の近くにいたり、中に入ったり、不審物を置いたりすると、映像の自動分析により検知する。しかしこれまで、送り迎えの保護者なども出入りする校門に設置した監視カメラでは、不審者の行動だけを検知することが難しかった。このため今回の実験では、保護者や教職員にICタグ付きカード(UHF帯対応のパッシブ型)を携帯してもらい、それを持たない人物に対してだけアラームを出すようにした。ICタグカードを首から下げてもらうことは保護者には手
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