10月31日、イスラエル軍の攻撃を受けたパレスチナ自治区ガザ北部のジャバリヤ難民キャンプで、犠牲者を捜索する人々(ロイター=共同) 【カイロ共同】住宅密集地の一角が消滅し、着弾痕とみられる巨大な穴が残った。イスラエル軍が10月31日、空爆したパレスチナ自治区ガザ北部の難民キャンプ。中東の衛星テレビ、アルジャジーラは道路に並べられた遺体の列や病院にあふれる負傷者の様子を伝えた。医師の一人は共同通信の電話取材に「大虐殺だ。言葉にならない。もうたくさんだ」と訴えた。 歴史が生んだ「世紀の難問」…イスラエル、パレスチナの争いはなぜ始まった 共同通信記者が基礎から解説