プロイラストレーター団体「イラストレーターズ通信」(https://iratsu.com)のBlog。 主宰の森流一郎が書いています。 最近、Webや電子書籍等新しいメディアが成長する中で、イラストレーターの立場を危うくする報告が会員から多く聞かれるようになりました。 イラストレーションの発注時には全くそんな話はなかったのに、作品を納品後、あるいは本が出来上がってから、 「イラストレーターは電子書籍等への2次使用も認めること」 あるいは「著作権は、出版社に譲渡すること」 などの使用許諾書ないし契約書を強要された、という相談・報告が増えているのです。 しかも、ギャランティはあらかじめ決めた額のままで、その中に2次使用料や著作権譲渡の料金も含むというのです。 電子書籍などに2次使用する金額も含むのであれば、お仕事の依頼時に相談するのが発注者のマナーであり、義務です。 大変残念なことですが、最近