米連邦通信委員会(FCC)は米国時間8月1日、インターネットサービスプロバイダー(ISP)のComcastが2007年にPtoP技術を提供するBitTorrentのトラフィックをブロックした行為の違法性について採決を行い、3対2で同行為の違法性を認定した。米国のブロードバンドプロバイダーがネットの中立性に関するルールに違反したと認定されたのは今回が初めて。 FCCはComcastに対し、ブロックの停止命令を下すとともに、今後、加入者にトラフィックの運用計画を明らかにするよう命じた。Comcastは、BitTorrentのトラフィックを減速させる措置は、ネットワークのオーバーランを防ぐために必要だったと主張していた。Comcastは3月にBitTorrentに対するブロック行為を自主的に停止している。 FCCのKevin Martin委員長(共和党)は「われわれは、消費者のアクセスを保護する