ドミノ・ピザ ジャパン(東京都千代田区)は2010年4月26日、3月8日から提供しているピザの宅配を注文できるiPhoneアプリの「Domino's App」経由の売上高が41日間で3000万円を超えたと発表した。当初の予想の2倍の数字となったという。花見会場からの注文など、屋外からの利用が相次いだ。 また同日、注文したピザの調理・配送状況が分かる機能をDomino's Appに追加した。アプリでピザを注文した後にナビゲーションメニューから「配達状況」の項目を開くと、「トッピング中」「焼成中」「配達中」といった、実際の注文状況と連動した画面を表示する。状況を把握できるようにしてアプリから注文した利用者の不安を取り除く。 4月15日には、iPhoneでの表示に最適化した会員登録ページを開設して、アプリから誘導している。従来、ピザを注文するには同社のEC(電子商取引)サイトで会員登録する必要が
シリコンバレー在住。著書に『行動主義: レム・コールハース ドキュメント』『にほんの建築家: 伊東豊雄観察記』(共にTOTO出版)。7月に『なぜシリコンバレーではゴミを分別しないのか?世界一IQが高い町の「壁なし」思考習慣』(プレジデント)を刊行。 ビジネスモデルの破壊者たち シュンペーターの創造的破壊を地で行く世界の革新企業の最新動向と未来戦略を、シリコンバレー在住のジャーナリストがつぶさに分析します。 バックナンバー一覧 「今のモバイル広告の大半は本当に酷い」「だいたいモバイルでは検索はしないんだ」「ユーザーは1日30分をアプリに費やしている」 これらは、4月初頭にアップルのモバイル広告プラットフォーム「iAd」が発表された際、スティーブ・ジョブズCEOが述べた言葉である。詳しくは後述するが、これはまさにグーグルへの宣戦布告である。 まず、iAd とは何か。そこから始めよう。 現在すで
「ロマンチックなイタリアンレストランを探して」、「今日の天気は?」ー。iPhoneに向かって声で命令するだけでタウン情報サイトや天気予報のサイトを検索してくれるサービスを開発した米ベンチャーSiriがAppleに買収されることが明らかになった。米有力ブログScobleizerが最初に報じた。買収金額は2億ドル前後と推計されている。Siriの機能は今後iPhoneに取り込まれ、iPhoneは電子秘書として進化していくことになりそうだ。 どんなことができるのかはSiriが製作したビデオを見るのが一番分かりやすい。 使用されている技術は音声認識、自然言語処理、場所情報処理などなのだろう。GoogleもiPhone上で音声で検索できるが、Googleは自社で持つデータベースの中から検索するのに対し、Siriは他社のデータベースの中を検索するのが特徴。利用促進を目的にデータベースの一部を他社製アプリ
先々週、AppleからiPhone OS 4.0が発表されました。 同時に発表されたiAdなる広告プラットフォームにより、Apple経済圏がついに広告ビジネスまで押し寄せて来た、という印象です。 以下の記事にあるように、一部では発表当時から既に話題に。 iPhone OS 4.0の新機能を一覧で。モバイル広告の"iAd"の詳細も明らかに http://techwave.jp/archives/51430260.html ジョブズ、Googleにジャブ、iAdで傷口に塩を塗りこむ http://jp.techcrunch.com/archives/20100408jobs-takes-a-few-pot-shots-at-google-rubs-salt-into-the-wound-with-iads/ どちらもAppleをGoogleと比較して書いていますが、上の記事にて「ウェブのグーグ
AppleのiPadがシリコンバレーのApple Storeでは「在庫なし、入荷未定」の状態が続いている。すごい人気だ。この人気のおかげでAppleは業界内での影響力を強めている。(関連記事:シリコンバレーのApple StoreにiPad在庫なし、入荷未定) Appleのスティーブ・ジョブズ氏は、不具合を起こす可能性が高いことや電池の減りが速くなることを理由にiPadなどのモバイル機器にFlashを搭載しない考え。本来ならハードメーカー1社がFlash搭載しなくてもAdobeには痛くも痒くもないはず。しかしその1社が、鳥飛ぶを落とす勢いのAppleなら話は別。 Apple製品に自分たちのコンテンツを表示させたいコンテンツ提供者やサイト運営者の間で、Flashを使わないことを決めるところが出始めている。航空会社のサイトもそうだし、最近では米TVネットワーク大手のCBS放送もFlashの対抗
Appleの全ての戦略は、iTunesを起点とした囲い込みをコアとする。この囲い込み戦略については5年前の予測エントリが、現状をあらわしていると思う。 この領域にて先行者利益を得ているAppleに対し、対抗プレイヤーが純粋に端末や、囲い込み戦略のコピーで戦うことは難しい。 Appleの土俵で勝負をするな よって対抗プレイヤーがすべきことは、Appleの土俵上にて同じルールで戦うことではない。 Appleの戦略がアドバンテージを失うように、市場のルールとトレンドを変更することだ。 その為にはどうすべきか? ー Appleの戦略の起点がiTunesである以上、iTunesがイノベーションのジレンマにそのものになるよう、ルールを変更することができれば、Appleの支配体制は崩壊する。 商品を模倣するのではなく、攻め方を模倣する 実は、これはAppleがいままでやってきたアプローチそのものである。
前の記事 「総合メディア企業」へ転身するApple社 アプリ広告の支配を目指すApple社:『iAd』の可能性(動画) 2010年4月12日 経済・ビジネス コメント: トラックバック (0) フィード経済・ビジネス Eliot Van Buskirk Photo courtesy of the Associated Press 米Apple社のSteve Jobs氏は4月8日(米国時間)、『iPad』『iPhone』『iPod touch』が搭載する『iPhone OS』に加えられる大幅な変更に関する発表を行なった。そのひとつが広告プラットフォーム『iAd』で、無料ソフトウェア内の広告が同社に毎年巨額をもたらすようになる、とアナリストたちは考えている。 このプラットフォームでは、iPhone、iPod Touch、およびiPadのアプリ内で、開発者が、インタラクティブで動画を含む広告を、
先日のAppleのiPhone OS 4.0の発表と同時に、iPhone Developer Program License Agreementの変更があり、以下の文言追加された。 アプリケーションは文書化されたAPIのみ使用可能で、プライベートAPIを利用してはならない。 アプリケーションはObjective-C、C、C++またはJavaScriptで書かれていなければならず、 C、C++やObjective-Cで書かれたコードのみがコンパイルしたり文書化されたAPIに直接リンクできる。 (トランスレーションまたは互換レイヤーやツールを介して文書化されたAPIにリンクするアプリは禁じられている。) つまりFlash、.Net(C#)などで記述されコンパイルすることでiPhoenで実行可能なアプリケーションとなるような、中間コードを利用してiPhoneアプリケーションを作成することが禁止に
待ちに待ったアップルのiPhone OS 4.0のイベントが開催されました。日本時間の午前2時からリアルタイムで見ていましたが、もう新機能が続々でてきてスゴイ!ユーザへの提供は2010年夏を予定しており、iPhone 3GSおよび第三世代iPod touchに対応するそう。 今回のキーノートで発表された内容を一覧してみました。一通り目を通してみる価値があると思います。注目されている“iAd”(ページ内リンク)についても発表がありましたよ。ウェブのグーグル VS. アプリのアップルの始まり始まり。 ————— ■iPhone OS 4.0 iPhone OSの開発者向けプレビュー(β版)を本日リリース予定。ユーザには今年の夏に提供され、iPhone 3GSおよび第三世代iPod touchに対応。 ・新たに加わるAPIは1500以上で、以下の機能を含む -アプリ内SMS -カレンダー -自動
今日、iPad が発売されました。私は開発の目的で、もうしばらくオフィスと家で使っていたので、私の感じたところを書きたいと思います。 一言、これは世の中を変えると思います。 まず、iPad のタッチインターフェースの出来がいかに自然なことか。使っているうちにデバイスの存在感が消えて、あたかも、そのものをいじっているような感覚になります。そして操作が楽しいのです。いかにマウスのインターフェースが間接的だったかを思い知ります。単にタッチインターフェースだから良いのではなくて、それを自然に感じさせるための大変な工夫と苦労がここに入っているんです。 このインターフェースの自然さと楽しさが、細かい機能の議論よりも根本的だと思います。そしてこの一点で、私はiPadが将来のコンピューターのインターフェースを根本的に変えてしまうと思っています。 評論家のモスバーグ氏が iPad レビューの冒頭で下のように
米Mediapostは、Appleが非常に画期的なモバイル広告プラットフォームを4月7日に発表すると報じている。Mediapostによると、Appleのスティーブ・ジョブズ氏をして「革命的」「われわれのnext big thingだ」と言わしめているとされるこの広告プラットフォーム。果たしてどのようなものになるのだろうか。 Appleがモバイル広告に本気になってきたという兆候はこれまでにあった。1月にはモバイル広告技術のQuattro Wirelessを買収したし、モバイル広告に関してiPhoneのAppStoreの審査基準を変更したり、モバイル関連のアプリを突然削除するなどの事件もあった。(関連記事:Appleがモバイル広告のベンチャー買収?対Google戦の最前線はここだ!、WiFi位置情報系App一斉削除は「Appleの新地図サービス」のため?、無線LAN基準変更でYahoo!地図,
第1回と第2回のコラムで、財務諸表の基本的な仕組みと財務分析の手法について説明しました。そして、それ以降の3回(第3回JALとANA、第4回ユニクロと丸井、第5回フォルクスワーゲンとスズキ)の分析でPLとBSを図にすれば企業の実態が直感的に把握できることをご理解いただけたと思います。 今回はアップルとグーグルを比較してみましょう。アップルは、iPod(アイポッド)、iPhone(アイフォーン)、iPad(アイパッド)と斬新なデジタル機器を世に出し続けています。まさに「アップル革命」といっていいでしょう。また、グーグルも検索ツールだけでなく、Gmail、Googleマップなど斬新なサービスを立て続けに世に出し、いまやネット業界に君臨する先進企業です。アップルやグーグルの名前を聞かない日はないくらいですが、これらの2社は財務的にはどのような会社なのでしょうか。 アップル(2009年9月期)とグ
エロアプリに続き、クウジットのPlaceEngine他を搭載したwifiによる位置情報取得系アプリが、ストアから大殺戮されている模様。そういうわけでセカイカメラ他が、みなアボーン状態。 とりあえず現状分析。 なお、クウジットによると、5日時点でPlaceEngineを利用し、ダウンロードできなくなっているアプリはWGConnect、Yahoo!地図、セカイカメラ、大江戸妖怪集、DaMoNo。すでにダウンロードされているアプリは利用できるとのことだ。 いまTwitterやブログ等で公知となっている情報から、考えられるシナリオは以下の3つ。 ■1: SDK違反 ぱっと見PlaceEngineは、普通にiPhone SDKでは実装できない。なので、プライベートAPIやローレベルの何かをゴニャゴニャして、Appleの怒りに触れた可能性が1つ。 この場合、iPadや6月に予想されるiPhone OS
米AppleがiPhoneの基本ソフト(OS)を電話以外の製品に応用するための人材を募集していることが分かった。どのような製品に応用するつもりなのかは明らかにしていないが、カーナビや、テレビ、デジタルフォトフレーム、デジタルサイネージなど、ありとあらゆる家電製品に応用可能なことは容易に想像できる。Appleは家電製品の領域に本格参入するつもりなのだろうか。家電大国日本はAppleを迎え撃つことができるのだろうか。 Appleの人材募集ページによると、同社のコアOS部門のコア・プラットフォーム・チームという部署で、iPhone OSを搭載した新しいプラットフォームの立ち上げを率いることができるようなマネジャーを募集している。 The Core Platform team within Apple’s Core OS organization is looking for a talented
米Appleは、Second Life的なバーチャルストアを検討しているのかもしれない。同社は2月9日、オンライン店舗に関する特許を取得した。 この特許(米国特許7,660,749号)は2006年9月に出願されたもので、「オンラインストアでの訪問者の活動を表示する手法、システム、媒体」と題されている。オンラインストアを訪問している顧客が、アイコンやアバターなどの形でほかの顧客の活動を見られるようにする技術に関する特許だ。 Appleはこの技術の実装例として、閲覧ソフトにオンラインストアを表示して、ストアの各セクション(MP3プレーヤー、コンピュータなど)にアクセスしている顧客をアイコンやアバターで示すことができるとしている。顧客は、ほかの顧客がどんな製品を買っているのかを見たり、ほかの顧客と交流することができる。Appleが例として挙げたイラストには3Dバーチャルストアも含まれている。 顧
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