2016年10月18日 日本電信電話株式会社 情報・システム研究機構 国立情報学研究所 科学技術振興機構(JST) 内閣府政策統括官(科学技術・イノベーション担当) 光を使って難問を解く新しい量子計算原理を実現 ~量子ニューラルネットワークの開発~ ポイント 測定フィードバックによる波束の収縮によりトリガーされる相転移(注1)を動作原理とする新たな量子計算スキームを提案 全結合を施した光パラメトリック発振器群を用いて、この新しい計算機「量子ニューラルネットワーク」を実現 ノード数2,000の組合せ最適化問題の解探索に成功し、現代コンピュータを凌駕する性能を実証 計算創薬、通信ネットワークの最適化、圧縮センシング、深層学習など、実社会における組合せ最適化問題への適用が今後期待される 内閣府 総合科学技術・イノベーション会議が主導する革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)の山本喜久プログ