デジタルマーケティングの米コムスコア(comScore)は11日(現地時間)、月例リリースでアメリカの市場分析を発表し、マイクロソフトのサーチエンジンBingが初めてYahoo!を上回ったことがわかった。 サーチエンジンは効果的な広告を展開できることから、インターネットで最も収益性の高いサービスとされる。マイクロソフトは1998年にMSNサーチをスタートして以来、Windows Liveサーチ、Liveサーチ、Bingと名称を変えながらシェアの獲得を目指してきた。 2010年にマイクロソフトはYahoo!と契約し、Yahoo!の検索機能にBingが使われるようになった。このとき、Yahoo!のシェアは19%、Bingは9%で、Yahoo!はサーチエンジンでそれまでどおり高い収益を上げることができた。一方でマイクロソフトはYahoo!の膨大な検索結果を利用してBingのアルゴリズムを改善する