福岡県春日市の市立大谷小学校長、松原郁弘容疑者(57)が覚醒剤取締法違反(所持)容疑で逮捕された事件を受け、松原容疑者が校歌を作曲した同市内の小学校2校のうち、1校が14日、学校運営協議会を開き、歌詞は変えずにメロディーを変更する方針を決めた。 今後、保護者に理解を求め、9月までに新しい曲の完成を目指す。 この日、協議会を開いた小学校は2006年度に開校。校長や教頭、地域住民、保護者ら15人の協議会委員全員が出席し、非公開で行われた。市教委によると、「作品に罪はないので変更しなくていい」「歌詞も含めて変えるべきだ」などの意見が出たが、最終的には「子どもたちに正しいことを教えるためにも不祥事を起こした人物の曲は変更する必要がある」と全会一致でメロディー変更の結論に達したという。