ベルギー・ブリュッセル(Brussels)で、宇宙服を着せられた「小便小僧」の像(2003年7月1日撮影、資料写真)。(c)AFP/BELGA/BENOIT DOPPAGNE 【10月3日 AFP】酸素なしで生きる細菌「嫌気性アンモニウム酸化(Anammox)細菌」が、尿に含まれるアンモニアをロケット燃料のヒドラジンに変換するメカニズムを分子レベルで解明したと、オランダの研究チームが英科学誌ネイチャー(Nature)に発表した。 「Anammox細菌」は1990年代に初めて発見され、大きな話題を呼んだが、そのメカニズムはこれまで解明されていなかった。 ラドバウド・ナイメーヘン大学(Radboud University Nijmegen)水・湿地研究所の微生物学専門家、マイク・ジェッテン(Mike Jetten)氏らのチームはこのほど、「ヒドラジンを生成する複合タンパク質を突き止めることに成