茂が神社で出会った男(小峰章)が「ねじ式」で有名なつげ義春さん。茂と出会ったきっかけは違いますが、茂が自分から進んで声をかけた点、茂と出会った当時、つげさんは放浪生活をしていて風貌があんなだった点からしてつげさんではないかと。つげさんは茂のアシスタントになってからも突然ふらりと放浪の旅にて、茂を困らせたことがありましたから、小峰章に関してもこういうエピソードが出てくるんではないでしょうか。 茂に「デッサン力をつけた方がいい」と言われていた男(菅井伸)は水木プロのアシスタント第一号だった北川和義さんという方だそうです。この北川さんは漫画家としては大成しなかったんですが、漫画をほとんど書いたことが無い、という点。茂の家の近くにアパートを借り、押しかけみたいな形でアシスタントになった点が北川さんのエピソードとそっくりなので彼ではないかと。ただこの方は前記の点以外、これといったエピソードが無いので