前ワタミ会長・渡邉美樹が参院選で孤立無援になっている 居酒屋チェーン「和民」をはじめとするワタミグループの創業者である渡邉美樹(わたなべみき)氏。 彼が自民党公認の比例代表候補として参院選に出馬することになったのだが、その逆風たるやすさまじいものがある。 6月28日には、過労により自殺した元ワタミ社員の両親が自民党本部前を訪れ、 「若者を使い捨てにするような経営者に国会議員になる資格があるのか」と涙ながらに公認撤回を要請。 同日深夜の討論番組『朝まで生テレビ!』(テレビ朝日)では、自民党の平沢勝栄(ひらさわかつえい)衆議院議員が苦言を呈した。 「(渡邉氏は)一定の票は取ると思いますが、(自民党にとっては)それ以上に、減る票のほうが多いと思う」 公認撤回については「私個人の考え方ですが、ぜひそういう形にもっていきたい」(平沢氏)と発言。すると、放送終了直後から同議員のもとに電話やメールが殺到