この記事は約 5 分くらいで読めます 加齢に伴い骨格筋の筋肉量および筋力は低下します。 いわゆる、サルコペニア(sarcopenia)と言われる減少で、加齢性の筋肉 量および筋力の低下のことです。筋肉の重量は、成人で体重の約40%に達します。個人差はありますが、年齢と筋肉量の変化について、40歳から年に0.5%ずつ減少し、65歳以降には減少率が増大され、最終的に80歳までに30%から40%低下がみられるといわれています。それに対して加齢による筋力の変化は筋肉量の変化より遅れて、50歳まで維持され、50歳から70歳では10年間に15%ずつ減少するといわれています。 これは何を表すかというと、筋肉量として減るものは主に”速筋”だということです。 月に300km、400kmのジョギングやウォーキングをしても、加齢による筋肉量の減少は食い止められないことがわかっています。それは加齢とともに減少して