遠くない未来、あなたの仕事がAIやロボットに奪われる――そんな言葉をメディアで目にしたことはないだろうか。わずらわしい事務作業だけをテクノロジーが代替えしてくれるのであれば、人間はもっとポジティブな気持ちでいられるだろう。 しかし、すでに数十万曲をウェブで公開している自動作曲プログラム「オルフェウス」や作曲や日経「星新一賞」の一次選考を通過したAI小説など、クリエイティブ領域でさえ、すでにAIが活躍し始めている。人間がもつ感情までを膨大なデータが解析し、このままAIが創作活動を極めていけば、作者は誰かという議論も起こってくるだろう。AIの進化は今後、さらに人間のアイデンティティを揺るがしていくのかもしれない。 そんなAIの進化形の一つが、SNS上にアップされた事件・事故性のある動画や画像を自動収集し、報道機関向けにいち早く配信するサービス「Spectee(スペクティ)」だ。同サービスを開発