Netflixにて配信されているアニメ『DEVILMAN crybaby』が好評だ。本作は、言わずと知れた永井豪氏の漫画作品『デビルマン』を、氏の漫画家デビュー50周年を記念して新作アニメ化したもの。原作があるものにはすでにファンが存在し、アニメ化ともなれば厳しい目で見られがちだ。だが本作は、「次を見るのが止められない」「何度も繰り返して見てしまう」などの声も上がるなど、新・旧ファン問わず熱狂的な支持を集め始めている。この成功の要因は何なのか、監督を務めた湯浅政明氏を直撃した。 湯浅政明監督 アニメ化の際に大事なのは読んだ時の"感触" ――『DEVILMAN crybaby』は、誰もが知る漫画『デビルマン』が原作ということで大きな注目を集めました。湯浅監督は原作がある作品のアニメ化も多く手がけられていますが、普段作られる際にはどんなアプローチで作られるのでしょうか。 知らない原作であれば読