かつて税理士は高収入な職業の一つであり、事実、その多くが富裕層でした。しかし、時代の流れとともにその仕事内容は変化を遂げ、以前と同様の収益を上げるには、大量の業務を効率的に行うほかありません。本記事では、認定支援機関税理士、家族信託普及協会会員、相続税務支援協会会員であり、クラウド会計システムの第一人者であるアアクス堂上税理士事務所《相続.tokyo 贈与.tokyo》代表、堂上孝生税理士が、これからの時代に税理士がジリ貧化することなく生き残る方策を探ります。 税理士の多くは「情報革命」に取り残されている 90%以上の中小企業(特に小規模企業群)の税務会計顧問を務める「税理士」。この存在をおいて、ほかに経営指南役はいない。だが、激変する経営環境の指南役となるべき税理士の多くは、残念ながら情報革命に付いていけず、自らも情報デバイドの犠牲者になっている。クラウド会計システム然り、SNS集客方法