スマホにアプリをたくさんインストールしてみたものの、結局あまり使わず、スマホの容量を圧迫してしまっているケースは少なくありません。
そこで本記事では、Androidスマホにインストールしたアプリをアンインストール(削除)する方法を解説。アンインストールできないアプリを無効化する方法や、アプリデータを残したまま非表示にする方法も紹介します。
Androidアプリをアンインストール(削除)する方法
Androidアプリをアンインストールするには、主に以下3つの方法があります。
- ホーム画面から:最も手軽にアンインストールを実行できる
- 端末の設定から:容量などを確認しながらアンインストールできる
- Google Playストアから:複数アプリを一括でアンインストールできる
アンインストールしたアプリはホーム画面やスマホ内部から完全に削除され、通常はアプリ内データもなくなってしまうので、慎重に検討したうえで実行しましょう。
スマホ内に最初からインストールされていたアプリ(プリインストールアプリ)のほとんどはアンインストールできないため、どうしても邪魔なときは原則として「無効化」または「非表示」にするほかありません(詳細は後述)。
ホーム画面で削除する
不要なアプリがあらかじめ決まっている場合には、ホーム画面からアンインストールするのが最も簡単な方法です。
ホーム画面で削除したいアプリのアイコンを長押ししながら少し動かすと、アイコンの並べ替えができる状態になります。その状態のまま、画面上部にある「アンインストール」までアイコンをドラッグしてください。確認のポップアップで
を選択すると、アプリは完全に削除されます。なお、このとき画面上に出てくる「削除」はアンインストールと異なり、ホーム画面上からアプリアイコンのみが消されることを意味します。スマホの容量を開放するにはアプリをアンインストールし、アプリデータをすべて消去する必要があります。
端末の「設定」から容量を確認しながら削除する
端末の「設定」を開いたら、
を選択します。をタップします。スマホにインストールされているアプリが容量とともに一覧で表示されるので、アンインストールしたいアプリを選択します。
アプリの詳細画面で
を選択し、確認のポップアップで をタップします。これで、アプリが完全に削除されます。Google Playストアから複数アプリを一括削除する
削除したいアプリが複数ある場合、Google Playのアプリ一覧から一括で削除してスマホの空き容量を効率よく確保する方法もあります。
Google Playストアのホーム画面右上のアイコンをタップし、メニューを開いたら
を選択します。「管理」タブにインストール済みアプリが一覧で表示されているので、削除したいアプリにチェックを入れ(複数選択可)、ゴミ箱ボタン
をタップします。確認画面が表示されたら
をタップしましょう。これで、チェックを入れたアプリがすべて完全に削除されます。アンインストールしたAndroidアプリを元に戻す方法
必要なアプリを誤ってアンインストールしてしまった場合、Google Playストアから再インストールすれば当該アプリを元に戻すことができます。
Google Playの検索バーに、インストールしたいアプリの名前を入れて検索します。
をタップし、アプリを再度インストールしましょう。有料アプリを削除してしまった場合でも、Google Playストアには購入履歴が残っているので、再インストール時に再度課金される心配はありません。
アプリの名前が思い出せない場合、インストール履歴から復元する方法もあります。
インストール履歴からアプリを再インストールする方法
Google Playホーム右上のアイコンをタップしてメニューを開きます。
をタップして、「管理」タブを開きます。
「インストール済み」タブをタップし、
を表示します。アンインストールしたアプリが一覧で表示されます。再インストールしたいアプリにチェックを入れて、右上のダウンロードボタン
をタップしましょう。プリインストールアプリを「無効化」する方法
Google PlayからダウンロードしたAndroidアプリは簡単に削除できますが、最初からインストールされているプリインストールアプリは、上記の方法で削除することができません。どうしてもアプリを非表示にしたい場合や起動させたくない場合には、スマホの「設定」からアプリの無効化をおこないます。
設定ボタン
から を開き、無効化したいアプリを選択します。続いて
をタップします。注意を一読して を選択すれば、プリインストールのアプリが無効化されます。アプリの無効化はアンインストールとは異なり、プリインストールのアプリを停止させているだけなのでスマホのストレージ容量を開放するなどの効果はありません。また、プリインストールアプリの無効化によってスマホ本体、または他のアプリの動作に影響を及ぼす可能性もあります。プリインストールアプリの安易な無効化には注意が必要です。
無効にしたプリインストールアプリを再び有効化するには、無効化の際と同じ手順でプリインストールアプリを選択し、 をタップしましょう。
アプリを「非表示」にする方法
アプリ自体は残したいけれどホーム画面をスッキリさせておきたいときや、誤って人に見られると困るアプリがあるときなどは、アプリをアンインストールせずにアイコンを非表示にするとよいでしょう。画面上からアプリアイコンがなくなるだけで、データはそのまま残ります。
アプリをホーム画面上のみから非表示にする
アプリアイコンは、ホーム画面上で簡単に非表示にできます。
ホーム画面上のみからアプリを非表示にする方法は簡単です。非表示にしたいアプリのアイコンを長押しして、画面上部の「削除」までドラッグするだけ。ホーム画面上のアプリアイコンが消去されます。
もちろんアプリのデータはスマホ内に残っているので、アプリを使いたいときはアプリの一覧画面から選択して起動してください。
アプリをホーム画面とアプリ一覧から非表示にする
アプリをアプリ一覧(ドロワー)からも非表示にしたいときは、サードパーティ製のランチャーアプリを活用しましょう。
本記事では、定番のサードパーティ製ホームアプリ「Nova Launcher」を利用したアプリ非表示化の方法を紹介します。ただし、Nova Launcherでもアプリの非表示は有料版(499円前後)のNova Launcher Primeにおいてのみ提供される機能となります。
Nova Launcherを起動して、
をタップします。メニュー画面で「アプリとウィジェットドロワー」を選択しましょう。をタップし、次の画面で非表示にしたいアプリにチェックを入れます(複数選択可能)。この状態で左上の矢印から元の画面に戻れば、ホーム画面やドロワーに選択したアイコンが表示されなくなります。
非表示にしたアプリは、同じ画面でチェックを外すと元に戻すことができます。
Androidアプリのアンインストール(削除)に関するよくある疑問と答え
Androidアプリのアンインストール(削除)について、よく挙がる質問とその答えをまとめています。
ホーム画面の操作メニューで表示されるアプリの「アンインストール」と「削除」の違いは?
「アンインストール」はアプリをスマホから完全に削除すること、「削除」はアプリをホーム画面から消すことだと考えればよいでしょう(詳細)。
アンインストールすれば、アプリ内のデータが削除され、ストレージの容量も開放されます。
またアプリを削除した場合、アプリがホーム画面に表示されることはなくなりますが、アプリデータはスマホ内部に残り、アプリ一覧(ドロワー)などにも引き続き表示されます。
アプリのアンインストールができない場合はどうする?
アプリがアンインストールできない場合、その対象がプリインストールアプリであることなど、いくつかの原因・対処法が考えられます(詳細)。
アプリがアンインストールできない場合、次のような項目を試してみましょう。
- アンインストール不可のプリインストールアプリでないかどうか確認する
- 端末を再起動する
- スマホのキャッシュデータを削除する
- バックグラウンドで起動しているアプリを閉じる
- OSを最新の状態にアップデートする
有料アプリをアンインストールしたらどうなる?
有料アプリも同じ方法でアンインストールでき、再インストール時に再度課金されることはありません。
ただし、有料アプリをアンインストールした場合、課金の有無にかかわらずアプリ内データが削除される場合があるほか、サブスクリプション(定期購読)型のアプリだと解約手続きをせずにアプリのみをアンインストールしても課金は継続されるため注意しましょう。