佐藤氏の架空戦記で唯一完結している、なおかつ、氏の名前を知らしめた一作。
名作であり、今読むと詰め込むだけ詰め込んであり、お腹いっぱいになる。
でも、高すぎる。この値付けは暴利だ。
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征途 愛蔵版 Kindle版
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※収録作品(単行本に収録したインタビューや文庫解説等は含みません)
レイテ海戦の大戦果はソ連軍の北海道侵攻を招き、日本は南北分断国家となった……。激動の時代を戦艦〈大和〉そして超大型護衛艦〈やまと〉として戦った一隻の艦と、歴史に翻弄されながらも未来へと歩み続ける軍人一族・藤堂家を軸に、日本の戦争と戦後を描く戦記巨篇。
急逝した著者の初期代表作三巻を合本、初期短篇「晴れた日はイーグルにのって」を併録。
※収録作品(単行本に収録したインタビューや文庫解説等は含みません)
征途
I 衰亡の国
II アイアン・フィスト作戦
III ヴィクトリー・ロード
晴れた日はイーグルにのって
レイテ海戦の大戦果はソ連軍の北海道侵攻を招き、日本は南北分断国家となった……。激動の時代を戦艦〈大和〉そして超大型護衛艦〈やまと〉として戦った一隻の艦と、歴史に翻弄されながらも未来へと歩み続ける軍人一族・藤堂家を軸に、日本の戦争と戦後を描く戦記巨篇。
急逝した著者の初期代表作三巻を合本、初期短篇「晴れた日はイーグルにのって」を併録。
※収録作品(単行本に収録したインタビューや文庫解説等は含みません)
征途
I 衰亡の国
II アイアン・フィスト作戦
III ヴィクトリー・ロード
晴れた日はイーグルにのって
- 言語日本語
- 出版社中央公論新社
- 発売日2017/9/25
- ファイルサイズ1183 KB
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商品の説明
著者について
1964年4月、石川県生まれ。ゲームデザイナーを経て作家となる。戦略シミュレーション小説に独自の世界を切り開き、ミリタリーSFなどでも活躍。著書に「レッドサンブラッククロス」シリーズ、「皇国の守護者」シリーズ、「地球連邦の興亡」シリーズ、「エルフと戦車と僕の毎日」シリーズ、『帝国宇宙軍』など多数、コミック原作に「学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD」ほかがある。2017年3月、死去。
登録情報
- ASIN : B076WZRHTB
- 出版社 : 中央公論新社 (2017/9/25)
- 発売日 : 2017/9/25
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 1183 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効
- Word Wise : 有効にされていません
- 本の長さ : 1019ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 99,620位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- - 11,022位日本の小説・文芸
- カスタマーレビュー:
著者について
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カスタマーレビュー
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上位レビュー、対象国: 日本
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- 2023年1月22日に日本でレビュー済みAmazonで購入アドテクノスのゲームからのファンです。
小説はこれを除いてすべて未完…
氏が夭折したのが、残念です。
- 2022年9月9日に日本でレビュー済みAmazonで購入ドライな展開をするがンスモークが香る
哀愁と機敏。爆破とが光る
- 2018年1月7日に日本でレビュー済みAmazonで購入新書1~3を所有しています。
初版1993年とのことですので、20年以上前の作品なんですね。
佐藤大輔さんがなくなられたというので、記念に購入しました。
デジタル書籍だと、文字を大きくできるのはありがたいです。
1~3巻を通して読むと、お兄さんに渡した流星改を作った人が「先生」になってるんだなぁ、とか、
原作で巻をまたいで登場した人のつながりが見えてきたりしました。
その反面、がっかりなところもあります。
1~3の表紙が収録されていない。
(ツクダのTSGの表紙をよく描かれていた高荷義則さんの秀逸な表紙なのに…もったいない~)
小林源文さんが挿絵もない。
(逆に、小林源文さんのコミックには、佐藤大輔やシュガポフ(砂糖→佐藤)として登場するのに…)
軍艦の平面図や側面図が収録されていない。
部分的にセリフが変えられている。
(これは仕方ないか…)
いちファンとしては、レッドサンブラッククロスも電子書籍化してくれるといいなぁ、と、思いました。
- 2017年9月26日に日本でレビュー済みAmazonで購入歴史や戦記に興味を持った読書人の記憶に末永く残ってほしい作家。
スーパーサイヤ人クラスの超絶文章力と構想力を持った作家だった。 活躍した分野がマイナーだったから一般にあまり知られていなかったことが本当に惜しまれる。そんな佐藤大輔の唯一完結した長編がこの「征途」
日米決戦の天王山、レイテ沖海戦。日本海軍の栗田健男提督は戦艦大和をはじめとするあまたの大艦を擁しながら、アメリカ輸送船団ひしめくレイテ湾に突入する寸前にターンしてしまった。以降日本は敗戦への道まっしぐら。これが史実。でも、もし栗田がレイテに突入してアメリカ輸送船団をせん滅していたら歴史は変わっていたかもしれない。戦記をかじった日本人は誰もがそう空想し、強度のフラストレーションを抱える。そして押井守さんいわく「なぜ栗田は反転したのか」と飲み屋で絶叫するハメになる(笑う)
ではあるのだけど、わずかな偶然の積み重ねでレイテ突入が成り、その後の日本の歴史がダイナミックに変わってしまう。それが征途の醍醐味。読者は、めくるめくカタルシス、衒学的な文体、強烈な佐藤節、ニヤリとさせられるオマージュの数々に魅了される。こんな作品を書ける人は佐藤大輔以外には誰もいない。
もっとも、レイテ湾口でターンした栗田提督をとことん叩いていた佐藤大輔だけど、
そのくせ自分も、あまたの未完の大作を擁し、ファンの期待ひしめく中、作品群完結というレイテ湾に突入することなく人生からターンしてしまったことは皮肉以外の何物でもない。熱心なファンは、これから死ぬまで未完の苦しみに悶絶する運命にあるのだ。(そして「なぜ佐藤大輔は未完作ばかりなんだ」と飲み屋で絶叫するハメになる。畜生。)
けど、この作品に限ってはしっかり綺麗に完結している。だから未読の人でも大丈夫。
この愛蔵版は、熱心なファン向け。未読の人には少し敷居が高いかもしれない。でも、 そこそこメジャーな「皇国の守護者」や最後の小説「帝国宇宙軍」などを読んで少しでも佐藤大輔に興味を持った人はぜひ手に取ってもらいたい。愛蔵をするだけの価値はあります。
他の人がこの作品を布教するつもりと書いていたけど、それに全然同意します。きっかけがあれば佐藤大輔にのめり込む予備軍は多数いると思う。
僕がこの作品を初めて読んだのは21世紀になって数年経ってからだけど、1994年完結のこの作品に全く古さは感じなかった。流行りの艦これ(良く知らないけど)などで艦船や戦記に興味を持った若い層にも好意的に受け入れられる内容なのではなかろうか。
とにかく、ものすごい才能を持っていた作家の、代表作というべき作品であることは間違いない。
政治家も官僚も経営者も芸術家も映画監督も漫画家も、もし亡くなっても、その人の代わりというのは割りといるけど、佐藤大輔の代わりというのはなかなかいない。
- 2021年3月19日に日本でレビュー済みAmazonで購入【中古ではあるが新品に…】という文言に、幾度か涙をのみましたが、これは【偽り無し❕❕】
包装も丁寧、しかも、事前に連絡があった様に早くに到着、この週末に楽しめます。
次回以降も又、オーダーしたいお店です。
- 2020年3月5日に日本でレビュー済みAmazonで購入kindle版の批評:以前の新書判の方が、表紙やイラストがあっていいと思うが、どこでもどのデバイスでも読める点はすばらしい。豪華本に加えて、こちらも買ってしまった。
- 2021年5月31日に日本でレビュー済みAmazonで購入家族三代の海軍の物語