年代記的に、事実をたどどり相互の関係を説明するものとか、個人の思いの強い小説風のものとはまた違う切り口のシリーズだと思います
文章としては正直あまり上手じゃないなぁとおもいつつ、ご専門以外のことには伝聞の形で書いておられるところは謙虚で好印象でした
なにより、近現代のモラルをおいておいて、その時代時代に生きた人たちの精神はこうであったのだろうと思うとまた違って見えてくるところもあり、新鮮です。
歴史の教科書ではありません、あえていうなら精神史を紐解いてみた本、だと思います
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地中海世界の歴史4 辺境の王朝と英雄 ヘレニズム文明 (講談社選書メチエ 804) 単行本 – 2024/10/10
本村 凌二
(著)
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ローマ史研究の第一人者が、古代地中海文明の全史を描く全8巻シリーズ、好評第4巻。講談社選書メチエ創刊30周年特別企画。
第4巻のテーマは、「ヘレニズム」。ギリシアの北方、マケドニアの王アレクサンドロスの東方遠征によってギリシア文化とオリエント文化が融合し、あらたな文明世界が創出される。著者・本村氏によれば、地中海世界4000年の歴史の中で「見過ごされがちだった重要な時代」であり、だからこそ、このシリーズの中で特に1冊を設けたかったという。
紀元前334年に東方遠征を開始したアレクサンドロスは、10年足らずのうちにペルシア帝国を滅ぼし、インダス川に達する大帝国を築く。このあらたな世界では、オリエント文化のギリシア化と同時に、ギリシア文化のオリエント化が起こり、そこに生まれた普遍的な文化は「ヘレニズム文明」と呼ぶべきものだった。ギリシア語が共通語として用いられ、それまで様々な言語によっていたオリエントの学問や思想がギリシア語で表現されるようになる。
また、ヘレニズムは、空前絶後の「宗教融合(シンクレティズム)」の時代であり、ギリシアやエジプトの神々が地中海世界の各地で信奉された。人類最初のグローバル化の時代に、「個人の救済」という契約を神に求める心性が現れ始めるのである。
目次
はじめに
第一章 声なき「高地の民」
1 マケドニアの軍事ルネサンス
2 デモステネスとアリストテレス
3 侵略か、防衛戦争か
4 ギリシア世界の覇者、フィリポス二世
第二章 希望の大王、東へ征く
1 アレクサンドロス伝説と「英雄の資質」
2 帝国ペルシアへの侵攻
3 テュロスからペルセポリスへ
4 世界の果てをめざして
第三章 後継者たちの戦いと均衡
1 帝国の中核――アンティゴノス朝マケドニア
2 ギリシア、インドに接す――セレウコス朝
3 エジプトの外来政権――プトレマイオス朝
4 ヘレニズム諸国の経済と都市
第四章 共通語は新しい神を生む
1 ローマの台頭とヘレニズム文明
2 思想と人間観の変容
3 救済者として現れる神
おわりに
参考文献
索引
第4巻のテーマは、「ヘレニズム」。ギリシアの北方、マケドニアの王アレクサンドロスの東方遠征によってギリシア文化とオリエント文化が融合し、あらたな文明世界が創出される。著者・本村氏によれば、地中海世界4000年の歴史の中で「見過ごされがちだった重要な時代」であり、だからこそ、このシリーズの中で特に1冊を設けたかったという。
紀元前334年に東方遠征を開始したアレクサンドロスは、10年足らずのうちにペルシア帝国を滅ぼし、インダス川に達する大帝国を築く。このあらたな世界では、オリエント文化のギリシア化と同時に、ギリシア文化のオリエント化が起こり、そこに生まれた普遍的な文化は「ヘレニズム文明」と呼ぶべきものだった。ギリシア語が共通語として用いられ、それまで様々な言語によっていたオリエントの学問や思想がギリシア語で表現されるようになる。
また、ヘレニズムは、空前絶後の「宗教融合(シンクレティズム)」の時代であり、ギリシアやエジプトの神々が地中海世界の各地で信奉された。人類最初のグローバル化の時代に、「個人の救済」という契約を神に求める心性が現れ始めるのである。
目次
はじめに
第一章 声なき「高地の民」
1 マケドニアの軍事ルネサンス
2 デモステネスとアリストテレス
3 侵略か、防衛戦争か
4 ギリシア世界の覇者、フィリポス二世
第二章 希望の大王、東へ征く
1 アレクサンドロス伝説と「英雄の資質」
2 帝国ペルシアへの侵攻
3 テュロスからペルセポリスへ
4 世界の果てをめざして
第三章 後継者たちの戦いと均衡
1 帝国の中核――アンティゴノス朝マケドニア
2 ギリシア、インドに接す――セレウコス朝
3 エジプトの外来政権――プトレマイオス朝
4 ヘレニズム諸国の経済と都市
第四章 共通語は新しい神を生む
1 ローマの台頭とヘレニズム文明
2 思想と人間観の変容
3 救済者として現れる神
おわりに
参考文献
索引
- 本の長さ264ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2024/10/10
- 寸法13.1 x 1.8 x 18.8 cm
- ISBN-104065373573
- ISBN-13978-4065373576
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商品の説明
著者について
1947年生まれ。一橋大学社会学部卒業、東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。文学博士(西洋史学)。東京大学大学院総合文化研究科・教養学部教授、早稲田大学国際教養学部特任教授を経て、現在、東京大学名誉教授。おもな著書に『薄闇のローマ世界――嬰児遺棄と奴隷制』(東京大学出版会、サントリー学芸賞)、『古代ポンペイの日常生活――「落書き」でよみがえるローマ人』(祥伝社新書)、『興亡の世界史 地中海世界とローマ帝国』『愛欲のローマ史――変貌する社会の底流』(講談社学術文庫)、『馬の世界史』(中公文庫、JRA賞馬事文化賞)、『多神教と一神教――古代地中海世界の宗教ドラマ』(岩波新書)、『教養としての「世界史」の読み方』『名作映画で読み解く世界史』(PHP研究所)ほか。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2024/10/10)
- 発売日 : 2024/10/10
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 264ページ
- ISBN-10 : 4065373573
- ISBN-13 : 978-4065373576
- 寸法 : 13.1 x 1.8 x 18.8 cm
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- - 39位講談社選書メチエ
- - 680位世界史 (本)
- - 13,609位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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カスタマーレビュー
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上位レビュー、対象国: 日本
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- 2024年11月11日に日本でレビュー済みAmazonで購入
- 2024年11月2日に日本でレビュー済みAmazonで購入知りたかったことが全部載っていた。面白い歴史。ここまで詳しく調べることができるなんてすごい!
- 2024年12月13日に日本でレビュー済み特色の多い書物と感じました。後書きからで恐縮ですが、「ヘレニズム史を1巻全体でとりあげた文献はほとんどなかった」。その通りだと思います。
アレクサンドロス大王の輝きに隠されるように、その後のヘレニズム文化の発展、国家の興亡、人の精神の変容は等閑にされてしまっています。大王の活動は華麗で見るものを魅了します。とはいえそれは一瞬の光芒です。その後に起こったヘレニズム文化の古代社会への影響は、大王の功績や不幸にも忘れさられてしまった民主制よりはるかに大きい。後継の王朝(ディアドコイ)が進めた政策、施策にかなりのページを割いているのは好感がもてます。
また、共通言語(コイネー)、数学や天文学等の科学、科学哲学、大規模な知の集積、どれも近代社会を支える原理そのものです。本書を読んで、認識を新たにし、ヘレニズム文化は、世界史上初めての普遍化だったことが、もっと評価されてしかるべきだと感じました。
他方、後半の精神史にふれた部分も、他書にはないものです。その趣旨はわかりますが、そういう考えもあるといったレベルで、私には納得感はありません。そもそも内面の問題であるので証明困難です。ただ精神史も、本シリーズでは一貫して取り上げています。内容の是非はともかく、本シリーズを特徴づけているのは間違いありません。
なお前の巻でも述べましたが、ペロポネソス戦争後のギリシャ史については、その感覚が一昔前の感じがします。アテネの政治的覇権は戻ることはなったでしょうが(アンティゴノス朝に何度も独立運動をつぶさたり、プトレマイオス朝と組んで独立を維持していた時もある)、政治的安定性や経済の繁栄は長期にわたって維持されます。そもそもギリシャと他の地域は、あえて区別されるものではなく、この時代、一緒に繁栄した、その方が実態に即しているのではないでしょうか?