離れた場所の監視カメラ用ネットワーク

自宅のWifiが届かない場所に監視カメラを設置したい場合、選択肢の一つとなるのが、モバイルネットワークを使った接続です。但し、通信費にお金をかけすぎたくはありませんので、色々と悩んだ結果、次の通り進めることとしました。

 

通信回線 :mineo マイそく スタンダード 1.5Mbps

ルータ  :NEC Aterm HT100LN

監視カメラ:eufy Security cam C22

 

mineoのマイそく スタンダードは、1.5Mbpsで使い放題。3日間で10Gを超えると調整が入るとのことですが、おそらく、監視カメラの監視している状況から考えて、3日で10Gを超えることはないでしょう。

 

また、マイそくは、お昼の12時から13時まで、スピードが出ません。これ、本当にスピードが出ません。ただ、こちらも監視している場所の状況から考えて、その時間帯に使えなくても問題ないと判断しました。

 

  NEC Aterm HT100LN

電源が常時使える場所なので、設置型のLTEルータを選択しました。ルータといえば、国内メーカで信頼性のあるブランド、Atermが選択肢に上がってきました。

 

この「Aterm HT100LN」は、nano SIM対応で、とても簡単に設定できる優れものです。

大きすぎることはなく、決して小さいわけでもなく、ちょうど良い大きさです。箱を開けると本体が入っています。

本体を取り出すと、下に、電源アダプタ、LANケーブルが入っていました。本当にシンプルで、SIMを入れて、電源挿して、設定画面に行って、利用開始です。

左から、WPSのボタン、SIMの挿入口、LAN端子、電源ジャックです。SIMは、ガイドに沿って押し込むと、ガイド部分が下がってSIMが入ってゆき、全部入りきったところでガイドがロックがわりとなって上がってきます。SIMを取り出すときは、このガイド部分を下に押し込むとSIMが出てくる構造です。

電源を入れた状態です。利用中は、真ん中の大きなLEDが青色に点灯しています。POWERが緑色、そして、Wi-Fiの部分が、2.4G帯の場合は緑色、5G帯の場合はオレンジに点灯しています。

 

  2.4G、5Gは、どちらか一つを選択のよう

最近の高価なルータは、2.4G帯、5G帯の二つのバンドに対応していて、両方同時に利用可能ですが、こちらのルータは、どちらか一つを選択するようです。

 

電源を入れて、本体の裏側に書いてあるSSIDとパスワードで接続し、ルートアドレスにアクセスすると、管理画面にアクセスすることが可能です。管理画面ようのIDとパスワードも記載がありました。

 

この管理画面から、

1:SSIDの変更

2:接続用パスワードの変更

3:管理画面のパスワードの変更

4:5G帯の利用

5:SSIDのステルス化

など、その他にもいくつかの設定を変更することが可能です。

 

  eufy Cam C22は2.4G帯が必要

当初、5Gで設定をしていたところ、eufy cam C22のセットアップでWifiネットワークが検出されないトラブルに遭遇しました。いろいろ悩んだ結果、よくよく説明を読むと、2.4GがMUSTとのこと。

 

ルータの設定を変更し、再度挑戦したところ、見事に接続成功しました。何事も説明書を読むのは必要ですね。

 

 

 

 

mineoの契約は、事務手数料がもったいないので、Amazonさんでエントリーパックを購入することにしました。こちらは、購入してすぐに、メールでコードが送られてくるタイプで、そのメールのリンクから進むと、自動的にエントリーコードが反映されていました。便利ですね。

 

そして、申し込みから約2日でSIMが到着です。Atermの設定画面では、mineoのAPNはプリセットの中にあるので、設定も簡単です。

 

LTEでの監視カメラをお考えの方、選択肢の一つとしてお考えください。