遅ればせながら2月8日に初詣へ
雪が5㎝は積もっていた佐月地方
昨年の瑞穂舞の新年会で
香椎宮の木下権禰宜がお話しくださった
「初詣は予祝」の概念
「予祝」とは
読んで字の如く
“あらかじめ祝う”ことを意味する言葉で
古くから日本で行われてきた農耕儀礼では
豊作や多産を祈り
一年間の農作業や秋の豊作を
模擬実演する呪術行事として
行われていたそう
「予祝」は現在では
未来の出来事に対して
あらかじめ喜びを表現することで
その出来事を引き寄せるという
概念で行われています
既に願いが叶ったという前提で
先祝いすることですね
「神様ありがとうございます」
「良い年を迎えられました」
「○○を叶えられました」
決意に繋がる参拝の仕方です
決意を神様に宣言して
お力添えをいただくことが
本来の初詣の意味だということでした
(木下権禰宜談)
初詣一社目は
実家の氏神様である
二つの美奈宜神社のうちの一つ
狛犬さんの目が
雪で目隠しされていましたよ
カモメの形に剪定されている槙の木が
白いカモメに
今年に入ってから
新たに叶えたいことができました
今までの私だったら
端から無理だと考え
想像もしなかったようなこと
もちろん
自分のやる気と努力なしでは
実現しないことだけれど
今年は「予祝」を意識しての
お詣りとなりました
以前からある奉納絵馬の後ろにある
白蛇のような木のオブジェ?
静かな雪の日の美奈宜神社の様子
(25秒)
実家の氏神様の美奈宜神社で
日頃の感謝と
神々のお力添えを頂戴するため
「予祝」をしっかりとさせていただき
もう一つの美奈宜神社へ
こちらは私が勤める会社の氏神様です
同じ朝倉市なのに(直線距離で約7km)
雪が全くない😲
雪はないけど同じくらい寒く
水道管が凍っているのか
センサータイプの手水舎からは
お水が出ませんでした
拝殿の上の鳩さんたち
夫婦楠もお元気そう
三社参りの最後は太宰府天満宮
雪の多い太宰府市(宝満山付近)も
この日、雪はなし
祓門を行きがけだけくぐりました
飛梅はまだ開花していませんでした
御本殿真裏の摂社 老松社には
菅原道真公の父君である
是善卿と
母君である伴氏がお祀りされています
毎回こちらにお詣りさせていただきます
太宰府天満宮で
私が一番好きな場所はこちら
この日は
普段お詣りしない摂社を巡りました
摂社 野見宿禰社は菅家祖神
野見宿禰の御霊がお祀りされています
摂社 靏寿尼社は菅公伯母君
靏寿尼の御霊がお祀りされています
雷に打たれような跡の木
正しくは
「浄菩提心無垢浄光摩尼幢双輪橖」
といいます
相輪は五重の塔のてっぺんについてるもの
仏教の塔の新形式で伝教大師によって
伝えられたものです
わが国には8基あり
九州にはこの1基のみが現存します
相輪橖とは塔婆を簡略化したもので
この相輪橖は
享和2(1802)年、菅公900年忌にあたり
博多の商人らによって奉納されました
私は相輪橖の存在に初めて気が付きました
上部を相輪、下部を柱(橖)とし
中に写経が納めているそう
昨年の12月9日
カルビーと福岡県立福岡農業高等学校の
生徒さんによる
太宰府市の梅を使ったポテトチップスが
発売されました
その名も太宰府天満宮に因んだ
「合格する梅」
このシリーズは2013年から毎年
同校とカルビーとで共同開発されています
中国・四国・九州・沖縄にて数量限定
商品は無くなり次第終了となります
※コンビニエンスストアでの取扱いはありません
私は昨年の12月中旬
イオンで購入したのだけど
今もまだ販売されているかな?
「うめ韓国のり風味」の
韓国のりの味はわからなかったです…
太宰府天満宮の参道付近に
母の大好物
揚子江の豚まん屋さんがあります
そちらの近くにいらした恵比須様
初詣の三社参りでした