歴史上の人物や事件などを題材にしてきたNHK大河ドラマ。

2024年に放送予定の第63作タイトルは『光る君へ』。平安中期に “世界最古の女性文学” といわれる歴史的傑作『源氏物語』を生み出した紫式部が主役の物語です。

紫式部を演じるのは吉高由里子さん。NHKによる正式発表を受けて、家族からも連絡が来たようなのですが……!?

【どんなお話なの？】

自らの才能と努力を武器に平安時代を生き抜いた紫式部の人生を描く『光る君へ』。

女性に学問は不要といわれていたこの時代、和歌に秀でた父のもとに生まれた少女・まひろ（のちの紫式部）は、成長するごと文学の才能を開花させていきます。

まひろの人生に大きく関わってくるのが藤原道長。子どもの頃に出会ったふたりはやがて惹かれ合うようになりますが、家格の違いなどさまざまな理由から、別々の人生を歩むことに。その後、別の男性と結婚しシングルマザーとなったまひろは、子育ての傍らに書いた『源氏物語』をきっかけに道長と再会を果たすのです。

【キーパーソンは藤原道長!?】

『源氏物語』の主人公・光源氏が、原文では「光る君」と書かれていることから生まれたタイトル『光る君へ』。

作者は数々の名作を手がけてきた脚本家・大石静さん。そして制作統括を務めるのは内田ゆきさん。女性の物語を女性たちが作り上げてゆくという背景にも胸が熱くなります。

もうひとつの注目ポイントは光源氏＆藤原道長！

光源氏のモデルついては諸説ありますが、その有力なひとりが藤原道長。本作における道長は、紫式部が生涯心を寄せ、陰に陽に影響しあいながら人生をたどる “ソウルメイト” として登場するらしく、誰が演じるのか気になりすぎる……！

【兄の反応がじわじわおもしろい】

大河ドラマの発表にあたり、主演の吉高さんはツイッターで、

「長い作品になりますが優しい眼差しで見守ってくだされば幸いです」

とコメント。また家族から連絡が来たことも明かしており、兄からは

「忙しくなるね、また銀行に行けなくなっちゃう？」

と言われたのだとか（笑）。おそらく吉高さんが出演する某CMをもじっているのでしょうが、吉高さん自身はクールに「謎のイジリがあったのでスルーです」とコメントしておられました。お兄さん、どんまい！

参照元：NHK、Twitter @NHK_PR、AMUSE、Twitter @ystk_yrk 
執筆：田端あんじ (c)Pouch