米ラスベガスにあるタコスのお店「Frijoles & Frescas Grilled Tacos」が、なんともユニークなビデオを動画サイトYouTubeに投稿。
タイトルは『Burglars Just Want Tacos(強盗はただ、タコスが欲しかった)』……って、むむ? “強盗” とはなにやら物騒ですが……一体どんなビデオなのでしょう?
【未明に店を訪れた若者がしたこととは?】
12月16日午前3時32分、同店の前に現れた1人の若者。彼はおもむろに、店へとなにかを投げつけます。その際、画面にテロップで流れたのは、次のようなコメント。
「男はタコスが食べたかった。だがしかし、レストランは閉まっている。残念だったね、可哀そうに」
……いやいや、彼、ホントにタコスが食べたかったのかなぁ!?
【めっちゃタコスが食べたかった……!?】
続いて流れたのは、別のドアに、やはりなにかをぶつける男の姿。先ほどは失敗したけれど、今度は見事(?)、ドアをブチ破ることに成功。仲間とともに中へと入る男たちの下に流れたテロップは、こちら。
「男はめちゃくちゃタコスが食べたかった。彼の、悪友もね」
いやいやいやいや! コレ明らかに、強盗事件でしょうに!!
【注:映っているのはガチの強盗事件です】
もうお気づきですね? そうです、なんとこのお店は、強盗事件の被害に合っているにも関わらず、自ら面白おかしく茶化しているのであります。ポ、ポジティブすぎる。
【この発想はなかったわ】
しかしながらもちろん、ただ茶化しているのではなく、お店の宣伝および犯人探しも兼ねて、こちらの動画を制作した模様。映っているのは当然、事件当時の様子をとらえた防犯カメラの映像です。
いやはや、この「転んでもただでは起きない」精神、あっぱれとしか言いようがありませんわ!
【ネットの声】
同作を目にしたネットユーザーのみなさまも、以下、続々コメントを投稿している模様。なお海外サイト「reddit」でも、大いに話題になっておりましたよ。
「タコス食べたくなったわ」
「このご時世、今やどこにでも防犯カメラがあるってこと、彼らは知らないのかな」
「素晴らしいアイデアだね。犯人、早く捕まるといいけど」
「あー 大笑いしたらおなか減ってきた」
「私はべガス在住なんだけど、明日この店に行こうと思ってる」
「午前3時半に行くべきではなかったねぇ」
「レジスター持ってったけど、そこにタコスは入ってないよ」
そうだね、レジスターには確実に入ってないよね……タコス。
それにしても防犯カメラの映像の使い方には、こういったアイデアもあるのかと、目からウロコ。この方法が功を奏して、1日でも早く、犯人が見つかることを願っています!
参照元:YouTube(Frijoles & Frescas Grilled Tacos)、reddit
執筆=田端あんじ (c)Pouch
▼早く事件が解決しますように!
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