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先日、東京・渋谷区役所仮庁舎にある「誰でもトイレ」のピクトグラムが話題に。

「レインボー柄の洋服を身につけた “半分男性&半分女性” のような人物」ピクトグラムが賛否両論を呼び、ネットを中心に議論を巻き起こしたわけなのですが……。

現在、香川県の非営利団体「プラウド(PROUD)」が、「どんな性別でも使えるトイレのマーク」の一般投票を募っている模様。

なお同団体は、性の多様性を尊重する社会作りを目指し、LGBTQ(レズビアン・ゲイ・バイセクシャル・トランスジェンダー・ジェンダークィア)に関する活動を行っているのだそうです。

【スグに投票できます】

公募で寄せられた作品のうち一次審査を通過した11点の中から好きなデザインを選んで、投票。フォームにチェックを入れて送信するだけなので、とってもお手軽、誰でも気軽に参加できちゃう!

【どんなプロジェクトなの?】

さっそく選ばれし11作品をチェック……と、その前に、まずは今回のプロジェクトについてお伝えしておきますね。

「性的マイノリティのトイレの悩みやストレスを緩和することを主眼におき、主に多目的トイレでの使用が前提です」(プラウド公式サイトより)

【記者の感想】

この点を踏まえ、すべての作品を見終わった後でまず最初に記者(私)が抱いた感想、それは、「批判の声が多数挙がった渋谷区とおんなじようなデザインがチラホラあるなぁ」でした。

【「どちらでもない人」という表現に違和感】

男性、女性、そしてどちらでもない人。このように人間を振り分けてしまうことは、誤解を生みかねないのでは。そして、LGBTQに対する理解がますます進まなくなってしまうのではないか。そんなふうに思ったのです。

なぜならLGBTQは、「男性でも女性でもない」のではなく、それぞれが「男性であり女性」だから。「誰でも」と謳っているのだから、そもそもこういった振り分け方自体ふさわしくないのではないかと、個人的に感じたのであります。

【あなたはどう思う?】

ちなみに記者が投票したいなと思った作品は、レインボーカラーのハートの中央に便器マークをあしらった「C」、そしてジェンダーのみならず “すべての人” という部分にフォーカスしてデザインされた「J」でした。

投票はデザイン案A~Kの中から、2点まで選ぶことができます。応募締め切りは、12月20日(日)23時59分。さてみなさんは、どのデザインが「どんな性別でも使えるトイレのマーク」にふさわしいと思いますか?

参照元:PROUD
執筆=田端あんじ (c)Pouch

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