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気温変化によるストレスで【呼吸が浅くなっている】のを感じたら…息苦しさを改善するお手軽ストレッチ

 気温変化によるストレスで【呼吸が浅くなっている】のを感じたら…息苦しさを改善するお手軽ストレッチ
AdobeStock

季節の変わり目になると息苦しくなる…という人はいませんか? 高温多湿の気候がまだまだ続く夏の終わりは、気温の変化やストレスからくる自律神経の乱れで、呼吸が苦しくなることがあります。今日は呼吸で使う筋肉をほぐしながら、深い呼吸ができる身体を作る簡単フローヨガをご紹介します。

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息苦しさを感じる理由とは

暑かった夏も終盤に差し掛かっています。これからの季節は気温の寒暖差が激しくなるため、その変化に身体が適応しきれず、体温調節が上手く追いついていかない場合があります。

また温調節を司る自律神経が乱れやすくなる時期でもあるため、呼吸が浅くなって息苦しさを感じることもあります。

気圧の変化も息苦しさの原因

息苦しさを感じる理由は他にも。台風が多く発生することからもわかるように、晩夏〜秋にかけては気圧が変動しやすく、低気圧が接近すると体内の酸素濃度が低下することがあります。気圧の変動に敏感な人は、息苦しさや頭痛を感じることがあります。

写真
photo AC

呼吸のカギは広範囲の筋肉にあり

呼吸と聞くと「肺」を思い浮かべる人が多いと思います。しかし、肺は自力で収縮や拡張することができないため呼吸筋という筋肉が活躍し呼吸を深めてくれています。呼吸筋以外にも横隔膜(おうかくまく)や、肋骨と肋骨の間にある肋間筋(ろっかんきん)、首筋にある胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)、背中の筋肉である脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん)や僧帽筋(そうぼうきん)など、呼吸には多くの筋肉が関係しています。

さらに、息を吐く時にはお腹の腹筋群もサポートに加わります。息苦しさを解消したいと思ったら、筋肉の広がりをイメージしながら、身体全体に空気を取り入れるイメージでスペースを広げていきましょう。

呼吸筋イラスト
illust AC

呼吸を深めるためのストレッチ

1、正座になりつま先を立てます。背筋は真っすぐ、上に引き上げておきましょう。

2、右手の指先を床につきます。

3、息を吸いながら左手を上げて、吐きながら身体を右に倒します。肋骨のスペースが少しずつ広がっていくのを感じてください。

側屈写真
photo by Naoko Iwasaki

4、吸いながら起き上がり、吐きながら左手を下ろします。

5、反対側も同じように繰り返します。

6、両手を組み、手の甲を前にして胸の前に突き出します。目線をお腹に移し、背中を丸めます。

背面伸ばし
photo by Naoko Iwasaki

7、息を吸いながら、ゆっくりと身体を起こします。

詳しい動画は、こちらからご覧いただけます。

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AUTHOR

岩﨑奈緒子

岩﨑奈緒子

11年間空間プロデュースを行う会社員として過ごし、自律神経失調症を経験。身体と心に目を向ける大切さや、日常の選択は自らと向き合うことで変わることをヨガから学ぶ。睡眠に特化した「ぐっすりヨガ」の開講をきっかけに睡眠の学びを始め、現在はカウンセラーとしても活動。『ヨガ×睡眠で、出会えた方やその回りの方々の日常を平穏に守り、より幸せにすること』を目標としている。 RYT200/マタニティ・産後/チェアヨガ/スリープケアカウンセラー/更年期ナビゲーター。プライベートでは、2児+わんこのママ。



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