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八ッ場あしたの会は八ッ場ダムが抱える問題を伝えるNGOです

今年もアースデイ東京に出展

 代々木公園で4月20,21日に開かれた環境イベント、アースデイ東京に今年も出展しました。
 昨年に引き続き、「東京の水連絡会」「水源開発問題全国連絡会」「八ッ場あしたの会」の3団体合同ブースでした。

 今年のテーマは「もうダムだけでは守れない」
-昨年7月の西日本豪雨の際、愛媛県などの巨大ダムが満水となり、緊急放流によってダム下流で甚大な水害が発生したことを教訓に、ダムに依存した治水対策を改める必要性を訴えました。

 わが国では、ダムやスーパー堤防など、多額の税金を投じる施設が洪水を防止する切り札であるかのように広報されきましたが、その陰で、地道な河川改修などの工事が疎かにされ、放置されてきた無堤地区から氾濫が起きるなどのケースが多発し、近年、水害被害は拡大しています。気候が荒れ、豪雨と干ばつが繰り返されるようになり、水害の危険性は今後、一層高まっていくことが心配されています。

 ダムは机上で計画された以上の雨が降ると、お手上げになるだけでなく、水害を拡大させる可能性があります。ダムには限界があることを、より多くの人々に知っていただきたいとの思いから、今回のアースデイでは三団体でこれらの問題を伝えるチラシを作成し、配布しました。

 今年も多くの方々にブースに立ち寄っていただきました。以下の写真は、ブースを訪れた高橋庸平さんが撮影して下さったものです。

*一緒にブースを出展した「東京の水連絡会」のブログに、深澤洋子さんによるアースデイ東京2019のレポートが掲載されています。
 http://tokyo924mizu.blog.fc2.com/blog-entry-57.html