LINEの解析-トーク
ログインに続き、チャットに該当するLINEの「トーク」を見てみましょう。自端末側から3回連続して文字列を送った場合のシーケンスは図2のようになっていました。
また、接続先の一覧は表2の通りです。
No. | 接続先 | サーバーの用途(推測) |
---|---|---|
1 | LINE01 | トーク処理中継 |
トーク処理時のパケットを解析した結果、トーク(チャット)開始時を除き、トーク内容(トークの文字列)はすべてUTF-8エンコードされた状態で送受信していることが分かりました。さらにトーク開始時のパケットについては、トーク内容を示すデータは確認できませんでしたが、その応答には入力したトーク内容が含まれていました。そのため、トーク開始時のパケット内部に何らかの形式でトーク内容が設定されていると考えられます。
また、トーク処理ではHTTPを使用する場合と、ポート番号5000を使用する場合がありました。しかし、どのような条件で使い分けているのかはパケットを解析しただけでは判断できませんでした。