生成AIを手がける中国のスタートアップ企業「ディープシーク」は28日、自社のサービスが「大規模な悪意ある攻撃」を受け、新規の登録を一時的に制限しているとしてサイバー攻撃を受けたと発表しました。
これについて中国の複数のメディアは29日までに、発信元のIPアドレスはいずれもアメリカだとする中国の専門家の見方を伝えました。
攻撃は1月3日に始まり、27日から28日にかけて攻撃が急増したなどとしています。
「ディープシーク」の生成AIをめぐっては、アメリカ ホワイトハウスの報道官が28日、NSC=国家安全保障会議が安全保障面での影響について調査していることを明らかにしています。
また、アメリカの「オープンAI」が、「ディープシーク」に関係しているとみられる人物らが「オープンAI」の技術を使って大量のデータを不正に取得した疑いがあるとして、調査を行っているとも伝えられていて、米中の間の新たな懸案となる可能性もあります。
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ディープシークへのサイバー攻撃 中国メディア“米との見方”
生成AIの開発を手がける中国のスタートアップ企業「ディープシーク」は、大規模なサイバー攻撃を受けたと発表し、中国メディアは発信元のIPアドレスはアメリカだとする見方を伝えました。この企業をめぐっては、アメリカで警戒感が広がりつつあり、米中の間の新たな懸案となる可能性もあります。