北陸新幹線金沢・敦賀間の開業を受けて、北陸3県は観光キャンペーンを共同で開催していて、各地の美しい景色や食の魅力などを発信しています。
これにあわせて、29日、盛岡から仙台や福島を通って敦賀までを乗り換えなしで結ぶツアー専用の臨時の新幹線が初めて運行されました。
29日朝6時半前に盛岡を出発した新幹線が、正午ごろ福井駅に到着すると、大きな荷物を持った観光客およそ170人が次々と降りてきました。
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盛岡~敦賀 乗り換えなしの臨時新幹線が初めて運行
北陸3県が共同で開催している観光キャンペーンに合わせて、東北と福井を乗り換えなしで結ぶ臨時の新幹線が初めて運行され、福井駅では観光客を盛大に出迎えました。
改札口では、福井名物のカニを模した風船を手にした駅員や、カラフルな恐竜の着ぐるみが観光客を盛大に出迎えていました。
仙台から訪れた女性は「乗り換えなしで来られて特別なおもてなしをしてもらった気がします。永平寺や東尋坊などに行くのを楽しみにしています」と話していました。
観光客たちは1泊2日の予定で北陸の各地をめぐり、30日午後、敦賀から盛岡に向かう直通の新幹線に乗る予定です。