東京都 新型コロナ 191人の感染確認 2人死亡

東京都 新型コロナ 191人の感染確認 2人死亡
東京都は15日、都内で新たに191人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。また感染が確認されていた80代の2人が死亡したことを明らかにしました。
東京都は15日、都内で新たに10歳未満から90代までの男女合わせて191人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。

年代別では
▽10歳未満が5人
▽10代が12人
▽20代が43人
▽30代が38人
▽40代が33人
▽50代が30人
▽60代が12人
▽70代が8人
▽80代が8人
▽90代が2人です。

都内で1日の感染の確認が100人を超えるのは今月13日以来です。

191人のうち、およそ51%にあたる97人はこれまでに感染が確認された人の濃厚接触者で、残りのおよそ49%の94人はこれまでのところ感染経路がわかっていないということです。

濃厚接触者の内訳は、
▽家庭内の感染が最も多く36人
▽職場内が15人
▽夜間営業する接待を伴う飲食店の関係者と施設内がそれぞれ11人、
▽会食での感染が2人などとなっています。

このうち、夜間営業する接待を伴う飲食店の関係者では、同じナイトクラブで40代から60代の男女6人が感染したケースがありましたが、全員無症状だということです。

これで都内で感染が確認されたのは合わせて2万3274人になりました。

一方、都の基準で集計した15日時点の重症の患者は、前日の14日より1人減って21人でした。

年代別では
▽50代が最も多く7人
▽60代が6人
▽80代が3人
▽40代と70代がそれぞれ2人
▽30代が1人となっています。

重症の21人を性別でみると、男性20人、女性1人となっています。

80代の男女 2人死亡

また都は、感染が確認されていたいずれも80代の男女2人が死亡したことを明らかにしました。

いずれも基礎疾患があったということです。

これで都内で死亡した人は合わせて386人になりました。

東京都内 入院中の人は1204人

都によりますと、都内で15日までに感染が確認された2万3274人のうち、入院中の人は前日14日より80人減って1204人となっています。

都は15日時点で、重症患者向けの病床を150床確保しているということです。

中等症以下の患者向けの病床は2700床まで増やすことを目指していて、15日時点で2450床を確保しているということです。

これとは別に今月から来月にかけて2つの専用病院を開設して、中等症以下の患者向けの病床を200床確保するとしています。

自宅で療養している人は14日より48人減って401人です。

都が開設している8つのホテルで療養している軽症や無症状の人は18人減って261人です。

このほか、医療機関への入院と、ホテルや自宅での療養のどちらにするか調整中の人は80人増えて419人です。

一方、すでに退院した人や、自宅などでの療養が終わった人は2万603人となっています。