ペッチャブーン市街から国道21号と12号を利用し北へ約60km、車で約1時間の移動でワット・プラタート・パーソーンケーオ(Wat Prathat Phasornkaew)に到着です。寺院には広い駐車場がありますが、そこからの眺めは緑が多く、まさにタイのスイスと言える絶景に囲まれているのです。
離れた場所からでも見える超神秘的な仏像。手前のお堂は黄金色に輝き、その細部はどのようになっているのか、興味をそそられるのではないでしょうか。
駐車場から食堂や売店がある通りを抜け、広大な敷地の中に踏み入るとそこに真っ白な姿で5体が連なる仏像が迫ってくるのです。
ワット・プラタート・パーソーンケーオは、アムナート・オーパーソー大僧正により、瞑想用の寺院として建立されました。師は僧侶にして画家という経歴があり、日本にも来日したことがあります。
この寺院は道路の両側に広がっています。そのどちらも土足厳禁となっていますので、参拝時には注意をして下さい。なお、緑が多いとはいえ南国タイですので、靴下は履いたままをお勧めします。もし裸足になれば、タイルの熱でかなり足の裏が熱く感じることになるからです。
真っ白な仏像の正面に立ってみましょう。タイにおいてもこれほどの神秘的な姿を見ることが出来るのはこの場所だけです。
タイの寺院は一般的に、どの場所であっても撮影は自由となっています。しかしながらあくまでも宗教施設であること忘れてはいけません。陣取りをしない、長時間の占有をしない、大声を出さない、音楽をかけない、踊らない、寝そべらない、座って足を投げ出さない、などに留意してください。
日本の神社仏閣で特にイベントなどを除いて行わないことは、世界中どの宗教施設であっても注意事項は同じなのです。
連なる巨大な仏像の下は参拝所となっています。内部の白と黄金色の装飾は美しく、同時にタイの暑い日差しを避けて休憩することが出来ます。なお、飲食は厳禁ですので注意してください。
大小並んでいる仏像から見下ろされる場所に立つと、とても不思議な感覚になるかもしれません。
ところで一般の参拝、観光ではあまり知られていない仏像の見上げ方があります。まず一つですが、仏像の手前は銀色の玉があることから、その中から見上げるという方法です。まるで宇宙の中の大仏のように見え、神秘的な雰囲気が感じられるのではないでしょうか。
そして近くにあるガラス玉を通して見上げる「逆さ仏像」は必見。5体の仏が真逆に見える不思議な場所は、出来るだけ正面側のガラス玉を探すことがポイントです。ぜひ、探してみて下さい。
連なる真っ白な仏像から道路を挟んで反対側の寺院は、様々な宝石を砕いてちりばめた装飾を使ったといわれ、また黄金を基調とした幻想的な場所となっています。
柱のカーブも独特なものがあり、これらも一般的なタイの寺院では見られないものばかりです。
細部に至るまで丁寧に仕上げられており、その美しさは見飽きるということがないのではないでしょうか。
今度は足元もじっくりと見てみましょう。砕いた陶器が多数使われ、芸術的な空間が展開しています。
見上げてみるとまるでイスラム寺院のように見えるかも知れません。
壁も美しく仕上げられており、あちらこちらが撮影スポットとなっているのです。
日本人の海外観光地として人気が高いタイですが、多くの人はバンコクを中心とした観光です。しかしながら日本の国土よりも広いタイは、今回紹介したように地域によって特色ある見どころが多く、ぜひ時間を確保して色々な地域を回ってみてほしいものです。
その他のタイ北部を中心とした観光地については下記の関連MEMOに案内を掲載していますので、ぜひそちらも旅行の参考としてみてください。
住所:5 Moo 7, Ban Tang Dang, Tambon Camp Son, Khao Kho, Phetchabun
電話番号:+66-63-359-1554
2020年7月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
この記事の関連MEMO
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(2024/12/21更新)
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