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2023年07月12日 15:16 / 車両・用品
横浜ゴムは7月12日、2023年下期より、BEV(バッテリー電気自動車)、EV(電気自動車)、PHEV(プラグインハイブリッド自動車)、HEV(ハイブリッド自動車)、FCEV(燃料電池自動車)など電動車用のタイヤ需要に応えるため、電動車対応商品であることを示す独自のマーク「E+ (イー・プラス)」を乗用車およびトラック・バス用タイヤに導入すると発表した。
<タイヤサイドに施された「E+」マークの刻印>
電動車に装着されるタイヤには、バッテリー搭載による高荷重やモーターによる高トルク出力への対応、エンジン音のない静かな電動車にふさわしい静粛性への対応、車両の電費・エネルギー消費効率向上、航続距離拡大への対応など特徴的なニーズがある。同社はこれまで「BMW iX3」「メルセデスAMG EQS 53 4MATIC+」、レクサス「RZ」、トヨタ「bZ4X」、SUBARU「ソルテラ」、「日産サクラ」、三菱「eKクロスEV」など、数多くの電動車へ新車装着(OE)用タイヤを納入しており、これらの商品開発で培ってきた様々な技術を応用した電動車向け市販用タイヤの開発を加速させている。
今後、これらの技術により電動車の特徴的なニーズに対応した新商品には「E+」マークをタイヤサイドへ打刻するほか、カタログやウェブサイトなどに表示することで、電動車対応商品であることを分かりやすく伝え、タイヤ選びをサポートしていく。第1弾の商品展開は、2023年秋頃より欧州などで順次発売するEV専用ウルトラハイパフォーマンスサマータイヤ「ADVAN Sport EV(アドバン・スポーツ・イーブイ)」から開始する。