オンエアレポート
2014.05.13
『バレエの秘密!その1』
この時間は、バレエダンサー宮尾俊太郎さんをお迎えして、バレエを楽しむ秘密をお送りしていきます。宮尾さんは、熊川哲也さん率いる、Kバレエカンパニーのダンサーで、バラエティ、ドラマ、CMなどでもご活躍!ここ最近、バレエエクササイズやバレエダイエットなるものも登場して、バレエダンサーのしなやかな体、プロポーションに注目が集まっています。
早速伺っていきます。まずは、バレエダンサーの美脚をつくるこちらの秘密から。
『細くてしなやかなバレエダンサーの脚になるには、うちももを鍛えよ!』
正式には、内転筋(ないてんきん)という筋肉のこと。バレエダンサーは外の筋肉よりも、内側の筋肉を意識して使っているそうです。もちろん脚も例外ではなく、内側の筋肉を意識して鍛えると、細く永く強い筋肉になり、美しい脚になっていくんです。バレエダンサーは日々のレッスンの中で内ももの筋肉を意識して鍛えているのですが、例えば会社勤めの方でも、うちももの筋肉は鍛えることができるそうです。膝の間になにかを挟みながら、落とさないように仕事する。それだけで脚の形が変わってくるそうですよ。同じ理由でジョッキーも足がきれい!常に馬の体を挟みながらレースをするので、うちももの筋肉が鍛えられるんですね。
そして、もうひとつからだの秘密。
『作品によってダンサーの体型が変わる!』
軽やかな見かけによらず、全身の筋肉をフルに使っているバレエ。だからこそ、公演そのものもトレーニングになるんです。例えばリフトが多いと、上半身がマッチョに。ジャンプが多いと、脚が締まってくるそうです。宮尾さんは過去の公演で、パートナーの女性が大柄だった時、一番体型が変わったそうです。長い公演だと、最初と最後で身体が違うこともあるそうです。
そして、そんな美しい体を包み込む、衣装ですが・・・男性といえば、白タイツが定番ですよね・・?これは、なぜ?この理由は元々、男性のシンボルを美しく見せるため!また最近では、脚のラインをキレイに見せるためとも言われています。いずれにせよ、バレエで培った美しい筋肉、華麗な動きを余すことなく魅せるためのものなんですね。