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セブンイレブン/SIPストアの女性客比率65%に、成果生かしベーカリー拡大へ

2024年09月18日 12:51 / 商品

セブン‐イレブン・ジャパンは2025年3月までに、現在約1000店舗で展開している「セブンカフェ ベーカリー」の販売エリアを約3000店舗に拡大する。

<でき立てスイーツが好調と青山常務>
でき立てスイーツが好調と青山常務

9月18日開催された2024年秋季商品政策説明会で、青山誠一 取締役常務執行役員 商品戦略本部長は「本年2月に開店したSIPストアは冷凍食品・日配食品・青果・セブンカフェベーカリー・ティーなどを強化した結果、40~50代の女性客が増加し、女性客比率65%となった。SIPストアの成功事例を反映した第1号商品ができ立てベーカリーだ。朝、男性客の購入が多い既存の袋入り菓子パンに比べ、でき立てベーカリーは女性客の午後(昼~夜)の購入が多く、従来のパンと異なる買われ方をしている」と述べた。

「セブンカフェ ベーカリー」は、注文を受けてから焼成マシンで焼き上げて提供するため、パンや焼き菓子の魅力である温かく香りのよい、でき立てならではの食感や味わいが楽しめる。

<お店で焼いたチョコクッキー>
お店で焼いたチョコクッキー

定番アイテムは「お店で焼いたふんわりメロンパン」(税別149円)、「お店で焼いたサクサククロワッサン」(176円)、「お店で焼いたチョコクロワッサン」(176円)、「お店で焼いたチョコクッキー」(186円)、「お店で焼いたバター香るフィナンシェ」(139円)。

<お店で焼いたバター香るフィナンシェ>
お店で焼いたバター香るフィナンシェ

青山常務は「メロンパンが人気なのは想定していたが、クッキーやフィナンシェといったでき立てスイーツが好調に推移している。SIPストア中心にさまざまなカウンターファストフードをテストしており、第2、第3のベーカリーとなるような商品を温め、供給体制を整備していく。また、2024年度中に標準的な面積(約199m2)の既存店を改装した3店舗で、SIPストアで学んだ要素のテストを実施する」と説明している。

テスト店舗では、カウンターの長さを8.7mから11.7mに、アイスケース(大)を4台に変更。FF什器、セブンカフェ ティー、野菜什器の追加などを行っている。棚段数を増やすことで、他の売り場を減らさず、設備を拡大しているという。

取材・執筆 鹿野島智子

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