所属事務所、ワタナベエンターテインメントの25周年公演で意気込みを語った望海(中央)とLittle Glee Monster=東京・神宮前
ギャラリーページで見る中山秀征(57)、中尾ミエ(78)らが所属する大手芸能事務所、ワタナベエンターテインメントが6月に創立25周年公演「ハッピーバースデー&サンキュー」を開催することが17日、分かった。世代やジャンルを超えた所属タレントが一堂に会し、クレイジーキャッツのメドレー曲で同社版「We Are The World」を制作。「みんなを笑顔にしたい」を合言葉に歌で感謝を伝える。
ドラマやバラエティー、ライブステージなどでキラ星のごとく輝くスターを数多く抱えるワタナベエンターテインメントが25周年を迎える。同社のルーツで、日本芸能界の礎を築いた渡辺プロダクション創設からも70周年の節目にあたることから公演が決定した。
人生のBGMになった楽曲の数々を通して「生まれてきてくれてありがとう」と互いにたたえあうことをコンセプトに、6月18日から5日連続で東京国際フォーラムホールCで開催。世代やジャンルを超えた所属タレントが集結する。
ただ、仕事などで当日出演できないタレントもいるため、全員が一緒に何かできないか考えた結果、〝テーマ曲〟の制作を決定。選ばれた楽曲はハナ肇さん、植木等さん、谷啓さんらを擁して「スーダラ節」「ハイそれまでョ」などのヒットを飛ばした渡辺プロの看板バンド、クレイジーキャッツのメドレーだ。
出演できないタレントは事前に録音で参加し映像化。当日ビジョンで流し、それをバックに全出演者が熱唱。同社の多様性とクレイジーが戦後日本を照らした「みんなを笑顔にしたい」という思いを華やかに表現する。