陸上男子のジェーコブ・キプリモ(ウガンダ)が16日、バルセロナで行われたハーフマラソンで56分42秒の世界新記録を樹立した。従来の記録を48秒縮め、初の56分台となった。
男子マラソンの川内優輝(37)=あいおいニッセイ同和損保=は同日、Xを更新。「とてつもなくとんでもない記録ですが、10-15kmのラップが本当なら5kmの日本記録より速いのはもはや意味がわからないですね」と驚いていた。
川内 優輝(かわうち・ゆうき) 1987(昭和62)年3月5日生まれ。東京都出身。埼玉・春日部東高から学習院大に進学し、関東学連選抜の一員として箱根駅伝に2度出場。埼玉県庁に入庁後、2010年の東京マラソン4位で「公務員ランナー」として話題になる。11、13、17、19年と世界選手権に4度出場。14年仁川アジア大会銅メダル。19年3月末に埼玉県庁を退職し、プロランナーに転向した。