柔道男子100キロ級で2021年東京五輪金メダルのウルフ・アロン(28)=パーク24=が、3日に配信された人気野球ユーチューブチャンネル「トクサンTV」に出演した。
野球関連のユーチューバー、トクサンが運営する「トクサンTV」は登録者数83万人を超える大人気チャンネル。その中で、ウルフが柔道をはじめたきっかけについて語る場面があった。
米国出身で駒沢大講師の父親と、日本人の母親を持つウルフ。柔道は「お母さん側のおじいちゃんにやってみたらどうだ」と言われたことがきっかけではじめたと明かした。小学校に入る前に「講道館に練習に行って、でも練習つまらなくて。つまらなかったと監督に言おうとしたけど、パッと顔を見たらすげぇ顔怖い人で」と面白かったと言わざるを得ない状況だったことを告白。さらに「あの人の顔が怖くなかったらオリンピック無かったんで」と続けた。
柔道の楽しさを見出したのは、中学校に入ってから。負け続けた際に「年下に負けたくない」と自分の中のプライドを認識したという。中学校までと思っていた柔道だったが、そこで「結果をある程度残すことができたんで、高校でもやろうかなと思った」と、衝撃の裏話を語った。