佐賀城下栄の国まつり振興会(牛島英人会長)は20日の運営委員会で、例年8月第1土曜日と日曜日に開催してきた「佐賀城下栄の国まつり」について、2025年は5月31日と6月1日に開催時期を変更することを決めた。猛暑で来場者らの熱中症が懸念され、子ども総おどりへの参加辞退も出ているため。日程変更により、来場者や出演者の安全を確保する。

 まつりを巡っては近年、最高気温が35度以上の猛暑日が増加するさなかでの開催となっており、今年の熱中症患者数は直近6年で最も多い14人で、前年より6人増えた。子ども総おどりに参加した団体からは「来年度も同時期開催となると、参加は難しい」との声も上がっていた。