佐賀新聞社がインターネットのサポーター投票をもとに選出する2024年の年間MVPにはGK朴一圭が選ばれた。2020年途中から守護神を務め、鳥栖のゴールを守り続けてきた。今季は降格という結果に終わったが、熱いプレーと言動でチームを鼓舞し続けた。得票数の2位はFWマルセロヒアン、3位にはDF原田亘とFW堺屋佳介だった。
■年間MVPの感想を。
降格した年にMVPを取るのは、ありがたいけど、GKというポジションも含めて複雑。このタイミングかと。4年間で、取っていいときがあったんじゃないかと思う(笑)。
■自分が活躍しないことがチームにとっていいことだと思うか。
そうですね。やっぱりGKは活躍しない方が絶対いい。仮に活躍してもそれが結果に結びついていくことが、プロスポーツでは一番大事だと思っている。(セーブ数などの)数字はついてきたかもしれないけど、チームの勝利に直結することは今季は少なかった。評価としては難しいと思う。
■何度も聞かれているとは思うが、降格となった今季の受け止めを。
やっぱり受け入れられない。(降格が決まった)京都戦の直後はなるべくしてなったと感じた。今年は、細部のところにこだわることができずに失点を重ねる試合をしてきて、降格した試合もそういうゲームだった。