11月3日開催の全日本大学駅伝(愛知・名古屋市~三重・伊勢市)の関東学連推薦校選考会(関東地区選考会)が行われ、立教大(立大)が3時間56分19秒26で5位となり、同校初の本大会出場を決めた。
3組目で林虎大朗(4年)が29分4秒32で2着、国安広人(3年)が29分4秒86で3着に入り、最終4組目を迎える時点で暫定3位と優位につけた。4月に就任した高林祐介新監督のもと一致団結し、上位7校に与えられる本大会への出場権を手にした。
高林監督は「2カ月でここまでできたのはみんなの力があるから」と選手たちをたたえた。レース前には「120%はいらん。8割、9割で練習の成果を出してくれ」と伝え、出走メンバーがその指示を実践。大崩れすることなく、安定した走りを見せた。今後へは「夏合宿が鍵になる。チームとしてどれだけ1つになれるか」とにらみ、「ここからがスタート。これで終わりではない」と気を引き締めた。
同選考会には20校が参加し、各チーム8人が出場。2人ずつ4組のタイムレース(1万メートル)を実施し、合計タイムの上位7校が本大会への出場切符を手にするルールとなっている。1位から順に東海大、東洋大、早稲田大、日体大、立大、帝京大、神奈川大が入り、この7校が伊勢路切符をつかんだ。