国立映画アーカイブ
2021年度上映・展示・教育普及企画スケジュール
長瀬記念ホール OZU
ユネスコ「世界視聴覚遺産の日」記念特別イベント等、長瀬記念ホール OZUで行う教育普及企画については、こちらをご覧ください。
1980年代日本映画――試行と新生
New Challenges: Japanese Films in the 1980s
臨時休館に伴い、会期変更となりました。
変更前 2021年2月16日[火]-3月28日[日]、4月8日[木]-5月5日[水・祝]
変更後 2021年2月16日[火]-3月28日[日]、4月8日[木]-4月24日[土]
大手映画会社の製作本数の減少とともに、新しい映画作家やプロダクションが台頭し、映画市場に変革が起こった1980年代の日本映画を、代表的な作品を通じて回顧します。
NFAJ所蔵外国映画選集 2021
Foreign Films Selection from the NFAJ Collection 2021
上映中止とお伝えしていましたが、再開館に伴い会期を変更して開催いたします。※5/29(土)更新
変更前 2021年5月6日[木]-5月23日[日]
変更後 2021年6月8日[火]-6月23日[水]
NFAJが所蔵する日本語字幕付き上映プリントから、外国映画を精選して特集する企画。貴重なコレクションの数々を国立映画アーカイブの大スクリーンでお楽しみください。
EUフィルムデーズ2021
EU Film Days 2021
変更後の会期が決定しました。※6/2(水)更新
変更前 2021年5月28日[金]-6月20日[日]
変更後 2021年6月24日[木]-7月18日[日]
共催:駐日欧州連合代表部およびEU加盟国大使館・文化機関
欧州連合(EU)加盟国の映画を一同に集めて紹介する恒例の「EUフィルムデーズ」。2021 年は19 回目(当館での開催は13 回目)を迎え、各国の近作・話題作を通して、EU各国の魅力とその文化的多様性を紹介します。
逝ける映画人を偲んで 2019-2020
In Memory of Film Figures We Lost in 2019 -2020
臨時休館による上映の年間スケジュール変更のため、会期変更となります。※6/2(水)更新
変更前 2021年7月8日[木]-9月5日[日]
変更後 2021年7月20日[火]-9月5日[日]
2019年から2020年までの間に逝去した監督、俳優、スタッフなど日本の様々な映画人を作品の上映を通して追悼する企画。
第43回ぴあフィルムフェスティバル
43rd Pia Film Festival
2021年9月11日[土]-25日[土]
共催:一般社団法人PFF、公益財団法人川喜多記念映画文化財団、公益財団法人ユニジャパン
映画の新たな才能を発見し、多くの若い映画作家を育成してきた、ぴあフィルムフェスティバル。43回目を迎え、世界最大の自主映画コンペティション「PFFアワード」の他、ユニークな特集や映画人をゲストに招いたイベントも開催します。
サイレントシネマ・デイズ2021
Silent Film Days 2021
2021年10月5日[火]-10日[日]
世界各地で開催されている無声映画祭と同様に、弁士の説明や生演奏を付けて無声映画を上映する企画。所蔵映画を中心に、6プログラムを組んで上映します。
没後40年 映画監督 五所平之助
Heinosuke Gosho Retrospective
2021年10月19日[火]-11月23日[火・祝]
1925年に松竹蒲田で監督デビューののち、『恋の花咲く 伊豆の踊子』(1933)などの名作を生み出し、戦後は東宝、歌舞伎座プロダクションや、自ら興したスタヂオ・エイト・プロダクションなどでも多くのメロドラマの秀作を作り続けた五所平之助(1902~1981)。フィルムセンター時代の1974年の回顧特集の後に収蔵した作品も含め、蒲田時代の貴重な現存作品から、晩年の意欲作まで厳選して上映します。
再映:2020年度の上映企画から
「松竹第一主義」「三船敏郎」「原節子」「1980年代日本映画」
Rescheduled Screening from the Programs of 2020:
Shochiku, Toshiro Mifune, Setsuko Hara and Japanese Films in the 1980s
臨時休館による上映の年間スケジュール変更のため、「追加上映:松竹第一主義、三船敏郎、原節子」は中止となります。→上映中止とお伝えしていましたが、会期と内容を変更して開催いたします。※10/13(水)更新
変更前 2021年6月22日[火]-7月4日[日]変更後 2021年11月30日[火]-12月26日[日]
感染症対策により定員を減らして上映した2020年度の企画および、新型コロナウイルス感染拡大防止のための臨時休館により会期の途中で上映中止となった「1980年代日本映画――試行と新生」から、定員完売となった作品を中心に追加上映を行います。
香港映画発展史探究
Exploring the History of Hong Kong Cinema
会期が変更となりました。※10/13(水)更新
変更前 2021年11月30日[火]-12月26日[日]
変更後 2022年1月4日[火]-1月30日[日]
ユニークな発展を遂げてきた香港映画の歴史を回顧する企画。香港電影資料館所蔵作品を中心に、代表作や復元作品を21プログラムにまとめて上映します。
1990年代日本映画――躍動する個の時代
Flourishing Independent Filmmakers: Japanese Films in the 1990s
会期が変更となりました。※10/13(水)更新
変更前 2022年1月4日[火]-3月6日[日]
変更後 2022年2月1日[火]-3月6日[日]、4月5日[火]-5月1日[日]
冷戦の終結やバブル崩壊など、社会や経済が大きく変動した1990年代。日本映画は外国映画の人気に押され、シェアを減らしていきました。そうした厳しい状況においても生み出されたヒット作や、インディペンデントで頭角を現した監督たちの先鋭的な作品などを通じて、1990年代の日本映画を回顧します。
フランス映画を作った女性監督たち――放浪と抵抗の軌跡
VAGABONDES : CINEASTES ET FRANCAISES
Histoire décadrée du cinéma français des pionnières aux nouvelles venuess
2022年3月15日[火]-27日[日]
映画の草創期から近年の作品まで、女性監督によるフランス映画を上映する企画。近年復元された作品なども上映します。
小ホール
小ホールで行う教育普及企画については、こちらをご覧ください。
NFAJコレクション 2021 春
Films from the NFAJ Collection: Spring 2021
2021年5月7日[金]-23日[日]※金・土・日曜のみ
臨時休館に伴い、上映中止となりました。(5/11更新)
NFAJコレクション 2021 秋
Films from the NFAJ Collection: Autumn 2021
2021年11月5日[金]-21日[日]※金・土・日曜のみ
NFAJコレクション 2022 冬
Films from the NFAJ Collection: Winter 2022
2022年2月11日[金・祝]-27日[日]※金・土・日曜のみ
日本映画や外国映画、劇映画やドキュメンタリー、アニメーションなど、国立映画アーカイブの多種多様なフィルムコレクションに光を当てる上映企画。
教育普及企画
こども映画館 2021年の夏休み★
Kids’ Cinema: The Summer Vacation of 2021
会場:小ホール
開催日:2021年7月30日[金]-31日[土]、8月6日[金]-7日[土]
小・中学生を対象に、スクリーンでの映画(フィルム)鑑賞を通して、映画芸術の素晴らしさ、楽しさを体験してもらい、豊かな情操と映像リテラシーを育むことを目的とした解説付き上映会。
ユネスコ「世界視聴覚遺産の日」記念特別イベント
In Celebration of UNESCO World Day for Audiovisual Heritage
[緊急フォーラム]マグネティック・テープ・アラート: 膨大な磁気テープの映画遺産を失う前にできること
Magnetic Tape Alert: What You Can Do Before We Lose the Huge Amount of Films on Videotape
会場:長瀬記念ホール OZU
開催日:2021年10月16日[土]
協力:日本映画監督協会
ユネスコ「世界視聴覚遺産の日」(10月27日)を記念し、映画・映像保存の大切さを考える特別イベント。
膨大なビデオテープの映画・映像は、2025年までにデジタルファイル化されなければ、永遠に失われかねない――という、ユネスコの警告をご存知ですか?本年は、この問題に向き合います。
V4中央ヨーロッパ子ども映画祭
V4 Countries Kids Film Festival
会場:小ホール
開催日:2021年12月11日[土]
共催:駐日ハンガリー大使館、リスト・ハンガリー文化センター東京、駐日スロバキア共和国大使館、チェコセンター東京、ポーランド広報文化センター
子どもたちを対象に、ヴィシェグラード4か国(V4:ハンガリー、スロバキア、チェコ、ポーランド)のアニメ映画や優れた作品を上映し、各国の文化を紹介する企画。
展示室(企画展)
創刊75周年記念 SCREENを飾ったハリウッド・スターたち
Hollywood Stars in SCREEN Magazine: Commemorating its 75th Anniversary
臨時休館に伴い、会期変更となりました。
変更前 2021年4月13日[火]-7月18日[日]
変更後 2021年4月13日[火]-8月1日[日]
※5月25日[火]-28日[金]、7月6日[火]-7日[水]休室
共催:近代映画社
外国映画の最新情報を日本に届け続けている近代映画社の月刊誌「SCREEN」は、2021年に創刊75周年を迎えます。ハリウッドでの現地取材にこだわってきた同誌が独自に撮影した華やかなスター・フォトを展示するとともに、独自取材を担ってきたハリウッド通信員たちの活動にも触れます。
生誕120年 円谷英二展
Eiji Tsuburaya: On the 120th Anniversary of his Birth
臨時休館に伴い、会期変更となりました。
変更前 2021年8月3日[火]-11月23日[火・祝]
変更後 2021年8月17日[火]-11月23日[火・祝]
※9月6日[月]-10日[金]、9月26日[日]-10月4日[月]、10月11日[月]-15日[金]休室
共催:須賀川市
特撮技術を切り拓いて東宝の戦争映画・怪獣映画・SF映画を支え、後に自ら円谷プロダクションを興してテレビにおける特撮の礎を築いた円谷英二(1901-1970)。その生誕120年を記念し、特撮に取り組む以前のキャメラマン時代にも注目しながらその生涯と功績を紹介します。
MONDO 映画ポスターアートの最前線
MONDO:The Front Runner of Film Poster Art
2021年12月7日[火]-2022年3月27日[日]
※12月27日[月]-2022年1月3日[月]、2022年3月7日[月]-14日[月]休室
共催:京都国立近代美術館
アメリカはテキサス州を本拠地に、鋭敏な感性のデザイナーやイラストレーターに委嘱、旧作・新作の垣根を超えたオリジナルな映画ポスターを生み出している「MONDO」。2004年に生まれ、現代の映画ポスター界をアート面でリードするこのグループに着目し、その代表作70点以上を展示します。
展示室(常設展)
NFAJコレクションでみる 日本映画の歴史
Nihon Eiga: The History of Japanese Film
From the NFAJ Non-film Collection
映画の渡来した19世紀末から発展を続けた日本映画の豊かな歴史を、長年当館が収集してきた多彩なコレクション(ポスター・スチル写真・雑誌・製作資料・業界資料・キャメラなど機械類・映画人の遺品・映像など)によってたどる。
※各企画展に併設