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プロジェクトマネジメントを行なってきたアイガーデンエア
(飯田町地区開発計画)
中央街区に「ガーデン エア タワー」が竣工
〜竣工後はオフィスマネジメント業務、タウンマネジメント業務を実施〜

平成15年2月5日 三井不動産株式会社

 旧飯田町貨物駅跡地(千代田区飯田橋3丁目)の「アイガーデンエア(飯田町地区開発計画)」中央街区に、「ガーデン エア タワー(事業主・建築主:日本貨物鉄道株式会社)」が本日竣工いたしました。

 三井不動産株式会社は、平成10年7月に日本貨物鉄道株式会社が実施した開発事業コンペで、「ガーデン エア タワー」を含む中央街区の事業パートナーに選定され、当街区のプロジェクトマネジメント業務を受託しておりました(注1)。

 「ガーデン エア タワー」は、KDDI株式会社の入居が既に決定しており、竣工と同時に満室稼動いたします。竣工後については、当社は、オフィスマネジメント業務(注2)を提供してまいります。

 また、今回「アイガーデンエア」においては、当社がタウンマネジメントに関する提案を各事業者に行い「アイガーデンエアタウンマネジメント協議会」が設立されており、外構清掃・植栽管理・警備巡回・水景施設保守等の各種管理業務を街全体で一体として実施することとなっております。

 これにより、全体で統一感のとれた街並み形成が可能になると同時に、各種作業を共通発注することで、各事業者の維持管理費用の削減効果も期待できます。なお、今回、廃棄物処理も発注先を共通化することができた為、当社が開発した「紙ごみのリサイクルループ」のシステムをエリア全体に組み込むことが可能になり、街全体で廃棄物のリサイクルを通じた環境対応に取り組むことにもつながっております。

 「アイガーデンエア」は、3月下旬にいよいよグランドオープンを迎え、活気あふれる新たなスポットとしてスタートを切ることとなります。今年の8月には江戸開府400年記念イベントとして千代田区主催の「ちよだシティアート2003」も公開空地で計画されています。当社はタウンマネジメント協議会の事務局業務を通じ、街全体の活性化等にも寄与してまいりたいと考えております。

 今後も当社は、不動産のパラダイム転換を踏まえ、不動産の付加価値を創造するソリューションプロバイダーとして、引き続き「ノンアセットビジネス」の伸長強化を鋭意図ってまいります。

以上

(注1)東洋不動産株式会社、大和ハウス工業株式会社と共同受託し、当社が代表受託者として業務遂行
(注2)プロパティマネジメント業務、リーシング業務等を包括したビルの運営業務

【渋谷ガーデンフロント計画概要】
中央街区計画概要
(*以下の概要は、アイガーデンテラス(商業棟)も含んだものです。)

名称 ガーデン エア タワー
所在地 (住居表示)東京都千代田区飯田橋三丁目9番10(商業棟)三丁目10番10(業務棟)
建築主 日本貨物鉄道株式会社
設計・監理者 株式会社日建設計
施工者 鹿島・清水・鉄建・大成・熊谷特定建設工事共同企業体
延床面積 20,875.15m2(6,314.73坪)
建築面積 5,221.33m2
法定延面積 93,154.90m2
駐車台数 65,403.25m2
設計 基準階事務室 54,569.44m2(16,507.25坪)
1,2階店舗・クリニック 1,242.17m2(375.75坪)
商業棟店舗 2,439.31m2(737.89坪)
基準階事務室専用面積 1,687.63m2(510.50坪)〜1,720.63m2(520.49坪)
構造 鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
階数 地下2階・地上35階
高さ 最高高 152.60m
駐車場 218台

【物件位置図】

【物件敷地図】

【外観パース】