いちばんなんじゃないかしら、どうかしら。
スーパーで常に低価格をキープしているお肉といえば、鶏の胸肉。ふつうに調理すると、どうしてもパサつくこの子だけれども、とってもジューシィに食せるレシピが「鳥はむ」です。
鳥はむ(とりはむ)とは、2ちゃんねるのユーザーが考案した、ハム状の食感を持つ鶏肉料理の総称。鳥胸肉を使い、燻製の手順を踏まないなど、一般的なハムとは材料や調理法が大きく異なるため、「鳥ハム」と書かずに「鳥はむ」と記述する。
2001年4月3日の書き込みより、淡々と語り継がれて現在28スレッド目。定番メニューとして日々バリエーションを増やしています。2006年には、はなまるマーケットでも紹介され(ちなみに4月3日ちょうど5周年の日でした)『2006年視聴者に1番反響を呼んだレシピ』となった実力派。
作り方まるわかりの、クッキング動画などは以下をみてね。
●用意するもの
- 鶏胸肉1枚(250-300g) - 鮮度が良く清潔で、なるべく冷凍ではない物
- 塩大さじ1杯
- 胡椒小さじ1杯
- 蜂蜜小さじ1杯
- 密閉調理の為の袋 - ジッパーつき食品保存袋や、ビニール袋と輪ゴムなど
●手順
- 鶏肉の両面に小さじ1杯分の蜂蜜をまんべんなく塗る。鶏皮が不要であれば、取り除いてから塗る。
- 塩・胡椒をすり込む。塩が溶け残り、表面がざらつく程度にたっぷりすり込むのがよい。
- 2を密閉保存できる袋に入れて空気を抜き、冷蔵庫に2日間ほど保存する。
- 3を取り出し、軽く水洗いした後ボウルなどに張った水に入れ、2-3%のごく薄い塩水で30分-1時間ほど塩抜きをする。塩抜きした後の水は捨てる。塩分が気になる人は、多目の水と多目の時間で塩抜きする。
- 4がひたひたになるくらいの分量の水を鍋に入れ沸騰させる。
- 5が沸騰したら4を入れ、再度沸騰するまで茹でる。
- 再沸騰したところで火を止めて蓋をし、6時間程度そのまま置く。
- 冷蔵庫で一晩程寝かす。
というわけで、まだ試したことのないひとはもちろん、懐かし~いってあなたも、レッツ・トライ...。あ、でも暑い季節には、ほんとデンジャラスな製法なので、涼しくなってからが吉ですよ。待て食欲の秋。
(eccentrics)
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