Macが30周年ということで盛り上がっています。私は、抜けている期間はありますが、1990年ごろからの付き合いなので、24年目ということになります。長いものです。

OS X Mavericksに付属している「プレビュー.app」も古くからあるアプリで、Mac30年の歴史の一部です。このアプリには、画像表示や画像編集機能だけではなく、スクリーンショットを撮る機能があるのをご存知でしょうか? これひとつで、スクリーンショットを撮り、画像編集を行い、必要な画像フォーマットで保存まで出来るのです。

プレビュー.appでスクリーンショットを撮るには

[ファイル]メニューの[スクリーンショットを撮る]にある3種類の方法から選択します。

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1.選択部分

これを選択すると、カーソルが「選択ツール」のような十字に変わります。画面の必要な部分を選択すると、カーソルの横に選択したサイズが表示されます。うまく使うコツは、必要なサイズよりも大きめに選択して、あとから編集することです。

2.ウインドウ

指定したウインドウ全体のスクリーンショットを撮ります。これが最もよく使うかもしれません。

3.画面全体

画面全体のスクリーンショットを撮ります。実行すると、カウントダウン後に撮影されます。これは、メニューを選択した状態をスクリーンショットに撮りたい場合など使えます。私は、NeXTSTEPの頃から続く「グラブ.app」を永らく使っていましたが、プレビュー.appでも同じことができるので使うようになりました。

ショートカットキーもあります

スクリーンショット撮影後は、プレビューのドキュメントとして扱われます。その後は、必要なサイズに調整して、任意の画像フォーマットで保存します。

スクリーンショットは、キーコンビネーションでも撮れます。選択部分の撮影は、shift+command+4です。ウインドウの撮影も同じキーコンビネーションですが、スペースキーを押してモード変更したあと、目的のウインドウの上にカーソルを移動してクリックします。画面全体の撮影は、shift+command+3を使います。

スクリーンショットを撮るアプリは、いくつかあります。ただ、これだけの機能を持つアプリが標準搭載されているワケですから、活用しない手はありません。プレビュー.appを画像表示にしか使ってなかったという方は、これを機会に活用して下さい。侮れないアプリですよ。

(傍島康雄)