拠点・施設東京建物(東京都中央区)は4日、千葉県船橋市で5000平方メートルの物流施設開発用地を取得したと発表した。冷凍冷蔵機能をもつ賃貸物流施設「T-LOGI船橋南海神(仮称)」を建設する予定で、2027年の完成を目指す。同社の冷凍凍冷蔵仕様の物流施設は「T-LOGI本庄児玉」(埼玉県上里町)、「T-LOGI大阪弁天町(仮称)」(大阪市港区)に次ぐ3か所目となる。
冷凍冷蔵物流施設は、これまで自社所有開発が多く、一般的な物流施設と比べ、機能性の高い賃貸施設の開発例が少ないため、同社では2022年から冷凍冷蔵機能を持つ物流施設の開発に取り組んでいる。
建設用地のある千葉湾岸エリアは都心に近接し、港湾にも近いことから物流施設ニーズが高く、同社でも既に「T-LOGI習志野」「T-LOGI千葉北」など複数の物流施設を開発している。
今回の用地は京葉道路・船橋インターチェンジ(IC)から0.6キロ、東京都心から2キロ圏内に位置し、都心をはじめとする首都圏全域への配送拠点として優れた立地となっている。同社は都心に近い船橋市に冷凍冷蔵機能を持つ賃貸物流施設を建設することで、都心配送向けの食品の保管など、増加する冷凍冷蔵ニーズに応えていく。
敷地面積:4958平方メートル
延床面積:9917平方メートル(予定)
構造:4層ボックス型(予定)
完成:2027年(予定)
アクセス:京葉道路・船橋ICから0.6キロ、京葉道路・原木ICから2.1キロ、東関東自動車道路・湾岸市川ICから4.6キロ、首都高湾岸線・千鳥町出入口から5.7キロ
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