認証・表彰ラピュタロボティクス(東京都江東区)は8日、ベンチャー企業の育成を目的に設置された「2021年度蔵前ベンチャー賞」を受賞したと発表した。物流倉庫向けに提供されているロボット技術が高く評価された。
ラピュタロボティクスは、「ロボットを便利で身近に」をビジョンに掲げるロボットプラットフォーム開発企業。今回の受賞は、物流倉庫における作業員の負担軽減と、生産性向上をはかるピッキングアシストロボット「ラピュタPA-AMR」が大手物流企業で採用され、急速に拡大している点が評価された。
受賞を受け同社は「ロボットの導入によって、人間には、これまでの物流のイメージにはない、より高度な仕事に挑戦できるような世の中を作っていきたい」と話している。
蔵前ベンチャー賞は、一般社団法人・蔵前工業会が主催。2007年から優れたベンチャーや、社会に顕著に貢献した個人および企業・団体を1年に1回、表彰している。