調査・データ東京都立産業技術研究センター(都産技研)は19日、11月から東京ビッグサイトで「運搬」「清掃」「案内」「警備」の4種類のロボットを施設内で運用する実証実験を開始していることを発表した。
実証実験では、運搬ロボットにDoog(ドーグ、茨城県つくば市)が開発した「サウザー」を採用。同ロボットは人の後を追従して運搬する追従運搬ロボットで、東京ビッグサイトで発生した廃棄物をスタッフに追従するかたちで運搬する。
都産技研と東京ビッグサイトは、ロボットを3か月間にわたり実業務に使用することで、ロボット導入による効果を検証し、実用化に向けた具体的な課題の抽出と対策案を検討する。