三大流星群の1つ「しぶんぎ座流星群」が、1月3日夜から4日未明にかけてピークを迎える。国立天文台では、流星が目立って見え始めるのは4日午前2時ごろで、時間の経過とともに流星の数は増えると予想している。
極大は4日午前0時ごろ。放射点が空の低い位置にあるため見える流星の数は少ないが、その後は放射点が高くなり、4日午前5時ごろに最も多く見えるという。流星の数は、空の暗い場所で1時間あたり約30個の見通し。
今回は月明かりの影響はなく、天気も広い範囲で晴れる見通し。日本気象協会が3日午後2時に発表した「星空指数」によると、大阪、名古屋、高知、鹿児島、広島、釧路はそれぞれ「100」で、東京や福岡も「80」など、西日本を中心に流星の観測チャンスとなりそうだ。
ウェザーニュースの公式YouTubeチャンネルでは、3日の午後11時からしぶんぎ座流星群をライブ配信する。今回は、ウェザーニューズ所属の高性能お天気アンドロイドお姉さんで、最古のVTuberともいわれる「WEATHEROID Type A Airi」(通称:ポン子)と、星空案内人の山岸愛梨キャスター(マネージャー)が“共演”するという。
しぶんぎ座流星群は、8月のペルセウス座流星群、12月のふたご座流星群とともに「三大流星群」と呼ばれる。ただし国立天文台によると、毎年安定して多くの流星が出現するペルセウス座流星群やふたご座流星群と比べると、しぶんぎ座流星群は活動が活発な期間が短いことや、年によって出現数が変化しやすいことから、流星が多く見える年は限られるという。
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