Mozillaは9月4日(現地時間)、HTML5ベースのオープンモバイルプラットフォーム「Firefox OS」向けアプリの増加を目指し、アプリ開発者に開発用端末を提供するプログラム「Phones for Apps for Firefox OS」の“第二フェーズ”を開始したと発表した。
5月にスタートしたこのプログラムの第一フェースでは、MozillaにFirefox OS向けアプリを開発していることを申請し、認められると開発用端末「Keon」を入手できるというもの。第一フェーズは6月に終了した。
今回始まった第二フェーズでは、Firefox OS向けのアプリの開発ではなく、既に公開しているHTML5ベースのアプリをFirefox OSに移植(ポート)すると申請した開発者(ポーター)にKeon端末を提供する。
希望する開発者はエントリーページに必要事項を入力する。当選者にはMozillaから連絡がある。応募には、アプリを公開しているアプリストア(米AppleのiTunes App StoreやGoogle Playなど)のURLや移植にかかる期間、どのようなWebAPIを使っているかなどの情報が必要だ。
Firefox OS搭載の一般向け端末としては、7月に中国ZTEが「ZTE Open」がスペインTelefonicaから発売されている。ユーザーは、専用アプリストア「Firefox Marketplace」からサードパーティー製アプリをインストールできる。現在登録されているのは無料アプリのみだが、年内に有料アプリも登場する見込み。
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